チェーン・ポイズン / 本多 孝好
2009 / 05 / 23 ( Sat )
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●内容● (「BOOK」データベースより)

誰にも求められず、愛されず、歯車以下の会社での日々。簡単に想像できる定年までの生活は、絶望的な未来そのものだった。死への憧れを募らせる孤独な女性にかけられた、謎の人物からのささやき。「本当に死ぬ気なら、1年待ちませんか?1年頑張ったご褒美を差し上げます」それは決して悪い取り引きではないように思われたー。新境地を開いた驚愕のミステリー。


●著者● (「BOOK」データベースより)

本多孝好(ホンダタカヨシ)
1971年、東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。’94年、「眠りの海」で第16回小説推理新人賞を受賞。’99年に刊行された『MISSING』で注目を浴びる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


●基本情報●

発売日: 2008年11月
著者/編集: 本多孝好
出版社: 講談社
サイズ: 単行本
ページ数: 332p





●感想●

絶望・・・そして希望の物語でした。

「もう死にたい」
呟いたのは未来に絶望し、孤独に疲れた36歳OL。
それに対し、謎の人物が提案します。
「一年我慢すれば、私が楽に死ねる手段を差し上げます」
一年後の“死”を心の支えに、日々を消化するOLですが・・・。

「もう死にたい」と思っていた“おばちゃん”が、
偶然通うことになった児童養護施設で図らずも人を必要とし、必要とされるようになる過程は・・・。
読んでいてすごく惹きつけられました。
文章も好きな感じだし、明と暗の対比がなんともいえず・・・。
でも明が勝っていたラストでほっとした自分がいました。

このお話の構成は読者の誤解を誘っていますよね。
まんまとハメられたクチですわ、私。
で、それがラストの複雑な読後感につながるのですねー。

思いがけず濃~く入り込めたので、本多孝好さんの他の本も読んでみたくなりました

それと、テーマではないけれども、被害者が救われない社会や裁判システムについて
  またまた憤りを感じましたね。
  だからといって解決策が思い浮かばないのがもどかしいです・・・。
 




チェーン・ポイズンチェーン・ポイズン
(2008/10/30)
本多 孝好

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