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嗤う伊右衛門 / 京極 夏彦
2009 / 05 / 09 ( Sat )
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●内容●(「BOOK」データベースより)

幽晦との境界が、破れている。内部の薄明が昏黒に洩れている。ならばそこから夜が染みて来る…。生まれてこのかた笑ったこともない生真面目な浪人、伊右衛門。疱瘡を病み顔崩れても凛として正しさを失わない女、岩ー「四谷怪談」は今、極限の愛の物語へと昇華する!第二十五回泉鏡花文学賞受賞作。


●著者● (「BOOK」データベースより)

京極夏彦(キョウゴクナツヒコ)
1963年、北海道小樽市生まれ。94年『姑獲鳥の夏』で作家デビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


●基本情報●

発売日: 2004年06月25日
著者/編集: 京極夏彦
出版社: 中央公論新社
サイズ: 文庫
ページ数: 381p



●感想●

「四谷怪談」と同じ登場人物・シチュエーション・・・。
しかしこちらは怪談ではなく、人間ドラマでした。
なるほど、このようなお話が人から人へ語り継がれたらあの「四谷怪談」になるかな、といった感じ。

笑ってしまうくらいの極悪人・伊東喜兵衛は誰が見ても悪人ですが・・・。
私が恐ろしかったのはお岩の父・民谷又左衛門です。
別の角度から見るとこれ、自立できないマザコン男が娘を囲って不幸にした話に思えてしまうのですよ。
そういうポイントで見ると、多くの登場人物の親子・家族関係が歪んでいるのに気付きます。
自立できていない親は子の自立も阻んでしまうのですよねー、こわっ

悪徳の限りをつくす伊東は真綿で首を絞めるような遣り口がえげつないですが・・・。
それに耐える伊右衛門はまともかというと疑問で、ドMにも見えますね困り顔
最後の(特に梅への)容赦ないキレぶりで、人格者というわけでもないことがわかりますし・・・。
うーん、くどいようですが、これは精神に歪んだものを抱えた人達の物語ですわ


今回印象に残った文章

「想いってのはねお岩様、どんな想いでもそのまンま相手に通じることなんかんかねエんです。
想われる方が勝手に作り出すもので御座居ましょうよ。
ですからな、いずれ――喜ぶも怒るも――お前様次第で」





嗤う伊右衛門 (中公文庫)嗤う伊右衛門 (中公文庫)
(2004/06)
京極 夏彦

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