重力ピエロ / 伊坂 幸太郎
2009 / 05 / 08 ( Fri )
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●内容● (「BOOK」データベースより) 

連続放火事件の現場に残された謎のグラフィティアート。無意味な言葉の羅列に見える落書きは、一体何を意味するのか?キーワードは、放火と落書きと遺伝子のルール。とある兄弟の物語。


●著者● (「BOOK」データベースより)

伊坂幸太郎(イサカコウタロウ)
1971年千葉県生まれ。1995年東北大学法学部卒業。映画が好きで、映画監督のコーエン兄弟、ジャン・ジャック・ベネックス、エミール・クストリッツァなどに影響を受ける。1996年サントリーミステリー大賞で、『悪党たちが目にしみる』が佳作。2000年『オーデュボンの祈り』で、第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デヴュー。2002年刊行の『ラッシュライフ』が各紙誌で絶賛され、好評を博す。洒脱なユーモアと緻密な構成で読む者を唸らせ、近年希にみる資質の持ち主として注目を浴びる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです


●基本情報●

発売日: 2003年04月
著者/編集: 伊坂幸太郎
出版社: 新潮社
サイズ: 単行本
ページ数: 337p





●感想●

春が二階から落ちてきた。

この本、上の一文から始まるのですが・・・。
すんなり、自然にお話の世界に入り込めます。
読み進むのが全然苦にならない本ですね。

「オーデュボンの祈り」を読んだ時にはものすごく手こずった私ですが・・・。
今まで読んだそれ以外の伊坂幸太郎さんの本は好きです
頻繁に心打たれる表現や、シャレの効いた文章が出てくるのがすごいな、と・・・。
それも言い古されていない形でね。
展開も予想を裏切られたりするのが楽しいのです。
飽きっぽい私ですが、いろいろな意味で新鮮さを感じられて脳ミソが喜んでいる感じ

このお話では・・・。
加害者と被害者について考えさせられましたね。
よく言われていることですが、加害者の人権は必要以上に守られ、
被害者のそれは守られていない現実。
善良な人間が割を食うのは間違っているな、と思います。
しかしこの世の中、想像力のない悪人の方が楽しく生きていたりしますよね。
まわり見ても感じることだなー
だから春の行動を肯定したくなってしまうのですねー。

一番心にキたのは・・・やはり323ページ「おまえは俺に似て、嘘が下手だ」のところです。
涙がドワーッと出ました困り顔
心の準備がなかったから「やられたな・・・(?)」と思いましたね


印象に残った文章

「本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ」

「楽しそうに生きてればな、地球の重力なんてなくなる」

「それこそ子供たちには、謝罪し、正し、感謝する、ということの意味を教えてあげたいですな」

などなど・・・印象深い文章が他にもたくさんありました






重力ピエロ重力ピエロ
(2003/04)
伊坂 幸太郎

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