邪魅の雫 / 京極 夏彦
2009 / 01 / 07 ( Wed )
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●内容● (「BOOK」データベースより)

江戸川、大磯で発見された毒殺死体。二つの事件に繋がりはないのか。小松川署に勤務する青木は、独自の調査を始めた。一方、元刑事の益田は、榎木津礼二郎と毒殺事件の被害者との関係を、榎木津の従兄弟・今出川から知らされる。警察の捜査が難航する中、ついにあの男が立ちあがる。百鬼夜行シリーズ第九弾。


●基本情報●

発売日: 2006年09月
著者/編集: 京極夏彦
出版社: 講談社
サイズ: 新書
ページ数: 817p




●感想●


2009年初読書はコレ

京極夏彦さんの 「邪魅の雫」 です。

今回もフィクションの中にリアルを感じた私。
最後に罰を受けた人物は私の嫌いな策略家で、感情移入はしていなかったはずなのに・・・。
ラストのページを読んだ瞬間、切ない涙が抑えられませんでした

ストーリー自体はそんなに驚きのあるものではなかったけれども・・・。
今まで同様、京極堂の語り部分に興奮しましたね。
視点が違うバラバラの物語が・・・。
ひとつの真理と照らし合わされた時の腑に落ちる感じが好きですねー。

人は――邪悪で善良な存在なのか・・・
どちらにしても、ありのままの自分を受け入れられない人は苦しむのですよね。
その間を行ったり来たりしながら悩むのですよね。

「勝ち負けじゃないぞ」
「良し悪しでもない」
私には榎木津の言葉がそれに対する解答のように感じられました。


読み終わってみて、振り返ったときに・・・。
なぜか引っかかったのは関口の言葉でした。
「愛憎は共に執着の皮相に過ぎないのじゃないかな。
・・・・・・・・・・・愛情も――時に凶器となるのさ・・・・・・・・・・・・・・・
死にたいと殺したいはきっと同義だし、それは愛情と同質のものだ 」





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