死にぞこないの青 / 乙一
2008 / 07 / 22 ( Tue ) ●内容● (「BOOK」データベースより) 飼育係になりたいがために嘘をついてしまったマサオは、大好きだった羽田先生から嫌われてしまう。先生は、他の誰かが宿題を忘れてきたり授業中騒いでいても、全部マサオのせいにするようになった。クラスメイトまでもがマサオいじめに興じるある日、彼の前に「死にぞこない」の男の子が現れた。ホラー界の俊英が放つ、書き下ろし長編小説。 ●著者● (「BOOK」データベースより) 乙一(オツイチ) 1978年福岡県生まれ。一七歳の時「夏と花火と私の死体」で第六回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞し、衝撃のデビュー。日本ホラー小説界の将来を担う書き手として、注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ●基本情報● 発売日: 2001年10月 著者/編集: 乙一 出版社: 幻冬舎 サイズ: 文庫 ページ数: 212p ●感想● 椿屋四重奏の新曲「アンブレラ」が映画の主題歌になったというので・・・。 呼んでみました、原作。 テーマはいじめ。 しかも先生が主犯だ~! 前半は主人公の消極的性格や、自主性の無さに悶々としたストレスを感じますが・・・。 謎の存在「アオ」の出現により、事態が変わっていきます。 ラストは・・・展開のわりに思いがけず清々しいものでした。 いじめは許せん!!! どんな理由があれ、いじめる方が悪いです。 だって世の中にはいろんな誘惑があふれていますけれど・・・。 やっていいことと悪いことはハッキリしていますからね。 人間、自分の悪い行いに対する言い訳、理由付けが上手になったらアウトですわ。 あとは前々から私が大嫌いな策略家。 策略はりめぐらす前に愛を出してみせろ~!! あれ? 脱線してる? ・・・悪いクセが思わず出てしまいました アンフェアなヤツが大ッ嫌いなので、ついついね 今って世知辛い時代ですけれど・・・。 社会のシステム自体が弱肉強食ですけれど・・・。 それではいかんのですわ。 人間はつい利己主義に走る弱い生き物でありますが、 その唯一の克服法が愛ある存在になることなのですよね・・・
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こんにちは。 トラックバックさせていただきました。 トラックバックいただけたらうれしいです。 お気軽にどうぞ。
by: 藍色 * 2009/05/22 18:46 * URL [ 編集] | page top↑
--ありがとうございます--
よろしくお願いします 最近パソコンを開いていなかったもので・・・。 あとで遊びに行かせてもらいますね |
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嘘をついてしまったマサオは、大好きだった羽田先生から嫌われてしまう。
先生は、全部マサオのせいにするようになった。
クラスメイトまで... 粋な提案【2009/05/22 18:34】
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