夜市 / 恒川 光太郎
2008 / 04 / 12 ( Sat )
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●内容● (「BOOK」データベースより)

大学生のいずみは、高校時代の同級生・裕司から「夜市にいかないか」と誘われた。裕司に連れられて出かけた岬の森では、妖怪たちがさまざまな品物を売る、この世ならぬ不思議な市場が開かれていた。夜市では望むものが何でも手に入る。小学生のころに夜市に迷い込んだ裕司は、自分の幼い弟と引き換えに「野球の才能」を買ったのだという。野球部のヒーローとして成長し、甲子園にも出場した裕司だが、弟を売ったことにずっと罪悪感を抱いていた。そして今夜、弟を買い戻すために夜市を訪れたというのだがー。第12回日本ホラー小説大賞受賞作。


●目次● (「BOOK」データベースより)

夜市/風の古道
 

●著者● (「BOOK」データベースより)

恒川光太郎(ツネカワコウタロウ)
1973年東京都生まれ。大学卒業後、様々な職業を経て、現在沖縄県在住。2005年、「夜市」で第12回日本ホラー小説大賞を受賞、デビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


●基本情報●

発売日: 2005年10月
著者/編集: 恒川光太郎
出版社: 角川書店 , KADOKAWA
サイズ: 単行本
ページ数: 179p




●感想●


「夜市」 「風の古道」の2編が収められていました。

ほんの暇つぶしのつもりで期待せずに読んだのですが、予想外によかったです。

どちらもホラーというよりはファンタジーだったように感じましたね。
読後に残ったのは恐怖ではなく、物悲しさでした。

2つのお話の共通点は、変えようのない悲しい過去とその余波でしょうか。
過去の悲しい出来事によって人生を縛られる不条理・・・。
なんとも切ないです。

どちらかというと「風の古道」の方が気に入った私ですが、特にラストの文章が印象に残りました。

道は交差し、分岐し続ける。一つを選べば他の風景を見ることは叶わない。
私は永遠の迷子のごとく独り歩いている。
私だけではない。誰もが際限のない迷路のただなかにいるのだ。







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