混沌の脳 / 響堂 新
2007 / 09 / 08 ( Sat )
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●内容●  (「BOOK」データベースより)

高校生活最後の春休みに突然、意識不明になった僕、都築恒平は、見覚えのない豪邸のベッドで目を覚ました。しかも、驚いたことに、やつれきった中年の男の姿に変貌しているではないか!やがて、妻と称する母親ほどの年長の美女、圭子が現れる。混乱する僕の目の前で、18歳の自分がペニスを隆々と勃起させて圭子にのしかかっていく―。勝ち誇った笑みを浮かべた‘彼’は僕の最愛の恋人、加奈に危害を加えることを示唆して去っていった。不可思議な出来事の説明を求めて詰め寄る僕をかわした圭子だが、まもなく真っ赤な絨毯の上で首吊り死体となって発見される。屋敷の研究室にあった黄色く変色したゲーテの大作『ファウスト』はいったい何を意味するのか?18歳の自分に宛てた遺言状の意図は?21世紀に起こりうる悪夢を予言する異色のジャンルミックス長編書き下ろし。


●著者● (「BOOK」データベースより)

響堂新(キョウドウシン)
1960年岡山県生まれ。岡山大学医学部卒。医師。大阪大学にて分子生物学、ウイルス学の研究に従事した後、1994年より関西空港にて感染症の侵入防止業務、海外旅行者の健康相談等にあたる。1998年、『紫の悪魔』にて第3回新潮ミステリー倶楽部賞島田荘司特別賞を受賞し、作家としてデビュー。現在は文筆業に専念。神奈川県(横須賀市)在住。著書は他に『血ダルマ熱』、『超人計画』がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


●基本情報

発売日: 2001年01月
著者/編集: 響堂新
出版社: 角川書店 , KADOKAWA
サイズ: 単行本
ページ数: 331p



●感想●

出だしの不条理な状況・・。
まるで「変身」みたいですねー。
アタマの中味はそのままなのに、肉体が変貌しているなんて!
しかも目が覚めたその時に気付くとは・・。

途中いろいろな予想がよぎりました。
全ては死に際の悪夢だった、とか。
精神異常者の妄想とか。
でもそういうことではなくて「ああ、よかった~」と・・。
広げるだけ広げておいて夢オチにされるのはつまらないですからねー。

やはり面白いのは設定かな。
本来なら夢と希望にあふれる18歳の高校生が、どういうわけか瀕死の中年の男になっていた、という設定。
このお話ではもちろんいろいろあってそういうことになるのですが・・。
なんだか私は、普通の人生もそんな感じなんじゃ?なんて思ってしまいました。

それまでは考えたことが無かったのに、ある日突然気がつくのです。
命の有限に、過去に戻ることが不可能だということに・・。

それって当然のことなのですが、若ければ若いほど、そんなことは考えませんからねー。

なのでこの本を読んで1日1日を大切に生きよ♪とトンチンカンな感想を持った私です




混沌(カオス)の脳混沌(カオス)の脳
(2001/02)
響堂 新

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