夜また夜の深い夜  / 桐野 夏生
2016 / 10 / 27 ( Thu )
夜また夜の深い夜







●内容● (「BOOK」データベースより)

私は何者?私の居場所は、どこかにあるの?どんな罪を犯したのか。本当の名前は何なのか。整形を繰り返し隠れ暮らす母の秘密を知りたい。魂の疾走を描き切った、苛烈な現代サバイバル小説。


●著者● (「BOOK」データベースより)

桐野夏生(キリノナツオ)
1951年金沢市生まれ。93年『顔に降りかかる雨』で江戸川乱歩賞、98年『OUT』で日本推理作家協会賞、99年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、04年『残虐記』で柴田錬三郎賞受賞。同年『OUT』英訳版で日本人初のエドガー賞候補となる。さらに05年『魂萌え!』で婦人公論文芸賞、08年『東京島』で谷崎潤一郎賞、09年『女神記』で紫式部文学賞、10年『ナニカアル』で島清恋愛文学賞、11年同作で読売文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


●基本情報●

発売日: 2014年10月
著者/編集: 桐野夏生
出版社: 幻冬舎
サイズ: 単行本
ページ数: 373p



●感想●


一気読みでした
一言で言うと、国籍がない18歳の女の子の物語でした。

主人公の舞子は数奇な運命を辿っていて、なんと一緒に暮らしていた母親の名も、自分のフルネームも知りません。
その謎の多さに興味を惹かれました。
そしてフィクションだとはわかっていても・・・
途中途中出てくる仲間の壮絶なストーリーにショックを受けました。
本当にこんな世界が今もあるのだろう、そう思うと自分が普段ぬるま湯につかっていることを思い知らされた感じでした。

舞子は18歳まで囲われた世界で生きていたのですが、自分の意志に忠実になって、そこから飛び出してからはいろいろなものを手にします。
知識、知恵、仲間、経験、強さ・・・
その様はとても頼もしく、思わず応援しながら読んでしまいました。
いざという時に自分を信じられる人は強いです。
人間、それさえあれば何とかなると思えるほどでした。

ストーリーが過酷であればあるほど、健気に生きる登場人物が愛しくなります。
そして、ろくに頑張りもしないくせに不満を持ったり不機嫌になったりすることの甘えを痛感しました。
全力で生きている人は余計なことに時間を使うヒマなどないのですねー。
できるだけ、力をつくして生きようと(一瞬)身を引き締めた私です






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