スポンサーサイト
-- / -- / -- ( -- )
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-- : -- : -- | スポンサー広告 | page top↑
土漠の花 / 月村 了衛
2015 / 08 / 24 ( Mon )
9784344026308_20150824181533afd.jpg




●内容● (「BOOK」データベースより)

ソマリアの国境付近で、墜落ヘリの捜索救助にあたっていた陸上自衛隊第一空挺団の精鋭たち。その野営地に、氏族間抗争で命を狙われている女性が駆け込んだとき、壮絶な撤退戦の幕があがった。圧倒的な数的不利。武器も、土地鑑もない。通信手段も皆無。自然の猛威も牙を剥く。最悪の状況のなか、仲間内での疑心暗鬼まで湧き起こる。なぜここまで激しく攻撃されるのか?なぜ救援が来ないのか?自衛官は人を殺せるのか?最注目の作家が、日本の眼前に迫りくる危機を活写しつつ謳いあげる壮大な人間讃歌。男たちの絆と献身を描く超弩級エンターテインメント!


●著者● (「BOOK」データベースより)

月村了衛(ツキムラリョウエ)
1963年生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒業。2010年、『機龍警察』で小説家デビュー。11年刊行の『機龍警察 自爆条項』が、「このミステリーがすごい!」第9位、第33回日本SF大賞を受賞。12年刊行の『機龍警察 暗黒市場』は、「このミステリーがすごい!」第3位、第34回吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


●基本情報●

発売日: 2014年09月
著者/編集: 月村了衛
出版社: 幻冬舎
サイズ: 単行本
ページ数: 349p




●感想●


一気読み!

緊張で浅い息のまま時に唸り、時に堪えられず涙を流しながら。

作者の思う壺、あれこれつまらないことを予想する暇はありませんでした。

次から次と待ち受ける試練に、登場人物一人一人の思いが巧みに織り込まれていて、引き込まれ度マックス。

自分自身の弱さを認めた時に、苦しみながらも克己していくそれぞれの人物像が魅力的でした。


最初から最後まで、嫌いな部分はひとつも無く、ストーリーに没頭しましたが・・・。

特に心を揺さぶられたのは“第二章 土漠”のラスト。

主人公友永が意識の下にあった自分の複雑な感情に思い至ったシーンでは、溜まらず滝の涙状態でした。


しかしこのお話の中でいったい何人が死んだのか。

ページをめくる度に死体が積み上がるような感じと言ったらオーバーでしょうか。

でも、それに不快感は感じませんでした。

実際、日本人には到底信じられないような悲惨なことが今も起こっているのだろう、と思います。

話し合いなど通じない過酷な状況で、戦いを放棄したら選択の余地が無く死が待ちうける世界が・・・。

残念ながら、邪悪な人間もいるし、場合によっては善良な人間も敵になるのです。

安全を守られながら「戦争反対」と叫ぶのは実は簡単なこと。

人類の歴史は戦いの歴史・・・単純に白黒つけられることではないと改めて感じました。





★━━好敵手が、互いを意識し、その結果、互いの優れた技量を身につける、理想的な武人の在り方━━

 そういう厳しく、正しい関係に憧れます。それが通じ合う人間関係の理想だと思いました。





         111.gif
こっちだよブログランキングです
 よかったらクリックお願いしますばら4 

にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村ランキングです↑ 

    
関連記事
スポンサーサイト

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

18 : 14 : 38 | ★★★月村了衛★★★ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<怒り / 吉田 修一 | ホーム | 赤い呪縛 / 小杉 英了>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://rosetruerose.blog102.fc2.com/tb.php/1358-cdaefd94
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。