迷宮 /  中村 文則
2015 / 07 / 29 ( Wed )
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●内容●(「BOOK」データベースより)  

密室状態の家で両親と兄が殺され、小学生だった彼女だけが生き残ったその事件は「僕」が12歳の時に起きた。「僕」は事件のことを調べてゆく。「折鶴事件」と呼ばれる事件の現場の写真を見る。そして…。巧みな謎解きを組み込み、エンタテインメントをのみ込む、渾身の長編。
 

●著者情報●(「BOOK」データベースより)

中村文則(ナカムラフミノリ)
1977年、愛知県生まれ。福島大学卒業。2002年、『銃』で新潮新人賞を受賞してデビュー。04年、『遮光』で野間文芸新人賞、05年、『土の中の子供』で芥川賞、10年『掏摸』で大江健三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


●基本情報●

発売日: 2012年06月
著者/編集: 中村文則
出版社: 新潮社
サイズ: 単行本
ページ数: 185p




●感想●

ずっと不安を煽られているような気分になる本でした。

それなのに先が読みたくなる展開で、不安定な気持ちを抱えたまま先に先に・・・。

こういう場合、無理矢理辻褄を合わせた感全開の期待外れなラストにがっかりするパターンが多い気がするのですが・・・

そんなことはありませんでした。

最悪なラストを連想させる流れだったけれど、超バッドエンドではなかったのが救いでしたね。

徹底して陰鬱な世界の中に見えた少しの希望が、まるで悪人に見出した長所のようでした。

いい人に欠点を見た時には心底がっかりしたりするのに、悪人に長所を見た時には好意的に見れたりするのと同じ。

不公平で、自分本位甚だしいですが・・・人の評価なんてそんな風だったりしますよね。





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