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火花 / 又吉 直樹
2015 / 08 / 04 ( Tue )
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●内容情報●(「BOOK」データベースより)

お笑い芸人二人。奇想の天才である一方で人間味溢れる神谷、彼を師と慕う後輩徳永。笑いの真髄について議論しながら、それぞれの道を歩んでいる。神谷は徳永に「俺の伝記を書け」と命令した。彼らの人生はどう変転していくのか。人間存在の根本を見つめた真摯な筆致が感動を呼ぶ!「文學界」を史上初の大増刷に導いた話題作。


●著者情報●(「BOOK」データベースより)

又吉直樹(マタヨシナオキ)
1980年大阪府寝屋川市生まれ。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑い芸人。コンビ「ピース」として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


●基本情報●

発売日: 2015年03月
著者/編集: 又吉直樹
出版社: 文藝春秋
サイズ: 単行本
ページ数: 148p



●感想●

芥川賞受賞のニュースで湧いた日、ちょうどこの本が手元にありました。
図書館に予約していて、やっと順番がまわってきたところだったのです。
タイミングの良さに気をよくして読み始めたので、すんなり読了。
一言で感想を言えば、私はこのお話、好きだと思いました。
登場人物の真面目さ、純粋さ、それゆえの馬鹿さ・・・。
後半は涙涙でした。
人間って、こうやって関係を育むものなんだなー・・・。
いい大人の私ですが、今まできちんと人間関係を育んでこなかった一匹猫(オオカミほど強くない)なもので・・・。
そんなところに着目したりして。

それと気になったのが・・・
神谷が主人公徳永の容姿を模倣したことに対して、徳永が複雑な感情を抱くシーン。
自分にもそういう経験が何度もあったので、その時のことがフラッシュバックしてしまいました
あの時、手作りしてまで模倣された箏には唖然としたなぁ。
周りの人に「そういう映画があったよ『ルームメイト』っていうの」と言われ、やはり異常なレベルだよな~、と納得したっけ。
強烈な思い出は封印していても、ひょんなきっかけで現れるものですね。
ひょんなきっかけがこのお話だったわけですが・・・
おかげでものすごく個人的な思いが感想に引っ付いてしまい、ものすごく散漫に。
でもそういうものが引っぱり出されたということは、それだけ心に引っかかるものがあったということで・・・
当事者感が強まり面白いことでした。
決して長くないお話でしたが、そこに著者の経験や思いが詰まっていたのかな。
だからこそ自分の深いところが刺激されたのでは、という気がします。
思わず次回作に期待♪



★そういえば、ちょっと前に読んだ「神様の裏の顔/元お笑い芸人の藤崎翔さん著」も普通に面白かったな~。
 又吉さん、世間ではいろいろ言われていますが、負けずに実績を積み上げていってほしいと思います。




●「平凡かどうかだけで判断すると、非凡アピール大会になり下がってしまわへんか? ほんで、反対に新しいものを端から否定すると、技術アピール大会になり下がってしまわへんか? 本で両方を上手く混ぜてるものだけをよしとするとバランス大会になり下がってしまわへんか?」

●「一つだけの基準を持って何かを測ろうとすると眼がくらんでしまうねん。たとえば、共感至上主義の奴等って気持ち悪いやん? 共感って確かに心地いいねんけど、共感の部分が最も目立つもので、飛び抜けて面白いものって皆無やもんな。」

●人を傷つける行為ってな、一瞬は溜飲が下がるねん。でも、一瞬だけやねん。そこに安住している間は、自分の状況はいいように変化することはないやん。他を落とすことによって、今の自分で安心するという、やり方やからな。その間、ずっと自分が成長する機会を失い続けてると思うねん。

●でも僕達は世間を完全に無視することは出来ないんです。世間を無視することは、人に優しくないことなんです。それは、ほとんど面白くないことと同義なんです。

●生きている限り、バッドエンドはない。僕達はまだ途中だ。これから続きをやるのだ。





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