神様の裏の顔 / 藤崎 翔
2015 / 05 / 15 ( Fri ) ![]() ●内容情報● (「BOOK」データベースより) 神様のような清廉潔白な教師、坪井誠造が逝去した。その通夜は悲しみに包まれ、誰もが涙したーと思いきや、年齢も職業も多様な参列者たちが彼を思い返すうち、とんでもない犯罪者であった疑惑が持ち上がり…。聖職者か、それとも稀代の犯罪者かー驚愕のラストを誰かと共有したくなる、読後感強烈ミステリ!!第34回横溝正史ミステリ大賞受賞作。 ●著者情報● (「BOOK」データベースより) 藤崎翔(フジサキショウ) 1985年生まれ。茨城県出身。高校卒業後、6年間お笑い芸人として活動。2014年に『神様の裏の顔』(受賞時「神様のもう一つの顔」を改題)で第34回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ●基本情報● 発売日: 2014年09月26日頃 著者/編集: 藤崎翔 出版社: KADOKAWA サイズ: 単行本 ページ数: 357p ●感想● 毎度のごとく、全然前情報を持たずに読んだので・・・ (タイトルさえ忘れて読んでいたので・・・) なにこの退屈さ!と最初は思ったのですが、徐々に引き込まれての一気読みでした ![]() 登場人物にお笑い芸人がいて、そのネタにセンスがあるな~、と思ったら・・・ なんと作者の藤崎翔さんは元お笑い芸人なのですね! どおりで、思わず声をあげて笑ってしまった部分もありました ![]() 言葉遊びが面白くて ![]() お通夜が舞台のお話なので、まさか思わず笑ってしまうシーンがあるとは思っていませんでした。 それと、一件落着の後の展開にひねりありで、一粒で二度おいしい的な構成でしたねー。 後味がいいとは言えないストーリーのはずなのに、それほど悪くない読後感だったのはなんでかな? 作者にしてやられた、という感じで心地よくだまされた感があったからかなー。 読み手に悟らせない、でも後で「あ゛~っなるほど~っ」と思う絶妙な情報操作・・・ おお、エンターテイメントだ~、という感じでした ![]()
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