はぶらし / 近藤史恵
2014 / 06 / 07 ( Sat )
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●内容●


脚本家の鈴音は高校時代の友達・水絵と突然再会した。子連れの水絵は離婚して、リストラに遭ったことを打ち明け、1週間だけ泊めて欲しいと泣きつく。鈴音は戸惑いながらも受け入れた。だが、一緒に暮らし始めると、生活習慣の違いもあり、鈴音と水絵の関係が段々とギクシャクしてくる。マンションの鍵が壊されたり、鈴音が原因不明の体調不良を起こしたり、不審な出来事も次々と起こる。水絵の就職先はなかなか決まらない。約束の1週間を迎えようとしたとき、水絵の子供が高熱を出した。水絵は鈴音に居候を続けさせて欲しいと訴えるのだが……。



●感想●

勘弁してくれ~
…と弱音を吐きたくなるほどのストレスフルなお話でした

主人公は一般的日本人の感覚を持つ人物。
なにがって、自分が他人からどう見えるか?を常に意識し、他者中心的思考を持っているところ。
争いになるくらいなら表面を取り繕い、自己主張を抑えてしまう・・・。

これでは図々しい相手の思うつぼ。
でも相手に対して強く出きれず、それどころか罪悪感まで持つ始末。
そんな主人公に自然に共感して読むから疲れる疲れる
でも、近藤史恵さんの本だから、最悪な終わり方にはならないだろう、
と光が見えるのを期待し続けての一気読みでした。

結果、それは最終章に訪れました
十年後、主人公のもとに成長した水絵の子どもが訪ねてくるシーン。
そこで知る真実・・・。
それを知ってやっと、主人公はできる限りのことをし、それは無駄ではなかったのだとほっとする自分がいました。

これからやってくると言われている格差社会や、女性就労と育児に関する問題点についても考えさせられました。




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