和菓子のアン / 坂木 司
2014 / 05 / 20 ( Tue )
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●あらすじ●  (「BOOK」データベースより)

デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めた梅本杏子(通称アンちゃん)は、ちょっぴり(?)太めの十八歳。プロフェッショナルだけど個性的すぎる店長や同僚に囲まれる日々の中、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていく。謎めいたお客さんたちの言動に秘められた意外な真相とは?読めば思わず和菓子屋さんに走りたくなる、美味しいお仕事ミステリー。




●感想●

マンガみたいにテンポがよいお話でした。
悪い人が出てこないので、全体的に明るい雰囲気・・・、軽い気持ちで読めました。

主人公のアンちゃんこと杏子は、ちょっぴり太めの癒し系。
でも、察しがよくて気が利いて、コミュニケーション上手。
ホント、人間見た目じゃないんですねー。
現実でも、そういう中身がある人はたいてい幸せになれるのです。
美人じゃなくてもね。

このお話は、ほのぼのとしたアンちゃんの日常がベース。
そこに、その他の人物のドラマをからめている形です。
そんな中での、和菓子やデパート業界の知識他を活かした問題解決・・・
ちょっとした専門知識などに触れたりしていて、詳しい人もそうでない人も楽しめる内容だったと思います。

様々な登場人物の中で、私がいいな、と思ったのは乙女心を持つイケメン立花さん。
女性に好ましく思われる人物設定がうまいな、と思いました。
はっきりとは描かれていなかったけれど、この先マイペースな者同士がうまくいくのかなー?なんて想像したりして・・・

しかしこの本、甘いもの好きの欲求を刺激する本でした。
図書館で借りた本なのですが、ページの間にお菓子のカスが挟まっていましたよ
前の人がお菓子を食べながら読んだのですねー。

ほんのちょっぴり、和菓子について知ったことで、改めて和菓子屋さんを覘きたくなりました。
もちろん、覘くだけではなく、いろいろ食べたいなー、と思った私です キケン~|



●印象に残った文章●

ずっとずっと昔から、時間は途切れなく続いている。その時間の別名を歴史という。だとすると、いつか私だって自動的に歴史の一部となる。本には残らない名もなき人生だとは思うけれど、食べることでお菓子を次の世代へ残していけたらいい。名もなきおはぎはきっと、私のような人に支えられて歴史の波を超えてきたのだから。





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