放蕩記 / 村山 由佳
2012 / 08 / 10 ( Fri )
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共感できるところが多かったのが何とも・・・

主人公と共に苛立ちや複雑な気持ちを味わいながら読んだ感じです。


自分も主人公と同じような体験をしたとは言いませんが、

このお話の母親・美紀子はB型人間っぽくて、私の母とかぶる部分があるんですわ

(B型の方、すみません~




ストーリーですが・・・

母親に十分に愛されなかったという思いを持つ主人公は大人になっても恨みでいっぱいで

でもその相手を完全に拒否することができず、苦しい葛藤を続けているのですねー


そして母親を嫌えば嫌うほど、自分の中の母親に似ている部分を嫌悪し、

親の前で「いい子」を演じ続けていたせいで、他人と接するのに仮面をかぶらなければいられない孤独に苦しむのです。

一方、自分の上に君臨していたはずの母親が老いていくことに、釈然としない気持ちも抱え・・・



いや~、ものすごく重いテーマですねー。

でも、その割にどんよりはしていないのです。

後半、この題名の意味がわかるのですが、まさに“放蕩”という自己解放をしたからでしょうか。

しかもその行動は、実は父親の血が濃く影響していたというオチ・・・


いろいろあった末の最後の電話のシーンでは泣けましたね

主人公が流した涙はおそらく赦しの涙・・・

私も泣きながらしばらく余韻に浸りました。




余談

“境界線上の人”という言葉が出てきましたが、
私も常にどっちつかずな人間なので、理解できるような気がしました。

感情や、本能などに忠実になれたら人生ラクなんですけどね~

モラルやルールや公平性を重んじる性分なので、物事を一方向から判断することができないのです

対立する人を100%悪者に仕立て上げて攻撃できる人はラクだと思います~。

最近、きな臭い行動をとっている人を観察する機会があったので、なんとなく思いましたっ



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