あられもない祈り / 島本 理生
2011 / 01 / 13 ( Thu )

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不幸の香りが漂い続けるお話でした。

静かな文章から溢れる静かな怒り・絶望・悲しみ・あがき・・・あきらめ・・・

恋愛モノのようでいて、実は痛い生き方を描いた小説だった気がします。

思ったのですが・・・

ヒロインの抱える誰にも癒せない傷の痛みがわかる人ってどのくらいいるのでしょうか?

子供のころ、特に親から大事にされないで育った人にしかわからないことではありますが・・・

“自分で自分を許せない”人間の悲しみがひしと伝わりましたね。

特に健全な人間関係を育めず共依存にはまる様がもどかしかったです。

――幸福であろうと不幸であろうと、人間は慣れているものに親しみを覚え、そこに帰ろうとする――

まったくその通りで、だからこそ特に子供時代に無条件に愛されることが重要なわけですよね。

ストーリーを越えて読む人の古傷を痛ませるような本でした







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(2010/05/13)
島本 理生

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