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コンビニ人間 / 村田 沙耶香
2017 / 05 / 09 ( Tue )
コンビニ人間








●内容● (「BOOK」データベースより)

36歳未婚女性、古倉恵子。大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。これまで彼氏なし。日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしいと突きつけられるが…。「普通」とは何か?現代の実存を軽やかに問う衝撃作。第155回芥川賞受賞。


●著者● (「BOOK」データベースより)

村田沙耶香(ムラタサヤカ)
1979年千葉県生まれ。玉川大学文学部卒業。2003年「授乳」が第46回群像新人文学賞優秀作となりデビュー。09年『ギンイロノウタ』で第31回野間文芸新人賞受賞。13年『しろいろの街の、その骨の体温の』で第26回三島由紀夫賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


●基本情報●

発売日: 2016年07月27日頃
著者/編集: 村田沙耶香
出版社: 文藝春秋
サイズ: 単行本
ページ数: 151p





●感想●

ムナクソでした
何がって、主人公の性格が
最初は主人公が発達障害系なのかな?という感じで少し共感するところもあったのですが・・・
周囲の人の猿真似をして環境に馴染むようにしたりと、謀が上手で計算高いところがどうにも嫌でしたね~
成長した主人公は、私から見ると観察力があって状況が読めて、記憶もしっかりしていて頭を使っています。
経験から学んだとしても、幼いころとは違って状況判断しながら生活しているわけです。
そして人を分析したり、身近な人のいろいろをパクるのを正当化していたりします。
そうやって器用にできている割に、都合が良いときは発達障害系になるというところがキャラ崩壊に思えましたね。
独特の感覚を持っていて、ある程度学習しながら周囲に馴染むように努力して生きている人はもっと苦悩していますよ!
逆に主人公のようにお気楽なら、独自の生き方をしていても疑問に思わないでしょうね。
ホント矛盾を感じます。
そんな感じで、異質な人の心理描写が中途半端だから、主人公が異質な人というよりもただの嫌な奴になっています。
考え方は人それぞれなので、私のような感想は少数派かもしれませんが・・・
自分の大嫌いな本にぶっちぎりランクインしましたわ
ああ、ムナクソ感を持ったときの大噴火やっちまいました~
このストレス、はやく解消して浄化しなければ






       

      
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19 : 35 : 52 | ★★★村田沙耶香★★★ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
女子的生活 / 坂木 司
2017 / 05 / 02 ( Tue )
女子的生活






●内容● (「BOOK」データベースより)

女子的生活を楽しむため、東京に出てきたみきは、アパレルで働きながら、念願のお洒落生活を満喫中。おバカさんもたまにはいるけど、いちいち傷ついてなんていられない。そっちがその気なら、いつだって受けて立ってやる!彼女は、自由。だから、最高の生活を知っている。読めば胸がスッとする、痛快ガールズストーリー!

●著者● (「BOOK」データベースより)

坂木司(サカキツカサ)
1969年東京都生まれ。2002年、『青空の卵』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


●基本情報●

発売日: 2016年08月22日
著者/編集: 坂木 司
出版社: 新潮社
サイズ: 単行本
ページ数: 288p







●感想●


主人公のみきは女子的生活を満喫しています。
しかし途中で判明→性別は男性。
いわゆるトランスジェンダーという存在です。
彼女(彼)は女性として女性と付き合いたい嗜好の持ち主。
そういうボーダー上の立場だからこそ、よく見える世界もあるのですねー。
そんなわけで、一般男性と違い、女子の理解度が深い。(もしかしたら女子よりも)
女子ワールドの中には策略やマウンティング、笑顔で敵を制圧する遣り口等があるるわけですが・・・
どれほどの男性がそれに気付いているのか?
女子全員が当てはまるわけではないのがまた判断を困難にしているところで・・・
正確に把握できている男性はほぼいない、と個人的には思います。
だからこそ、こんなお話を書く作者は女性なのでは?と思いました。
作者の坂木司さんは、他人と被るのが好きじゃない、といいう思考の持ち主であると何かで読みました。
作品を書く際に"被らないこと"を大切にしている・・・みたいです。
あらあら素敵~
これは認めずにはいられない主義ですわ。
横取りするような感覚で被せてくる人に偽物テイストを感じてしまう私としては、文句なしに褒め称えたい。
・・・・と、読書感想というよりは作者のスタイルを賞賛する場になってしまいました・・・
その価値観に共感できる作者が書くお話は、作中のメッセージにも頷けるところがあるものですね








●けど、私は単純が好きだ。
 笑いながら泣いて、寂しがりながら一人で歩いて、意地悪を言いながら愛を語る、そんな女の子が好き。わけがわからないくらいにとっ散らかっている朝も、どこか冷静な頭でコーディネートを考えるような女の子が好き。


●ママ友とか、すんごい情報戦らしいよ? それを聞いて、私は軽く感動する。なんだその無意味に高度な世界は。


●そこポイントね。アーティスト系って、自己顕示欲が強い人が多いんだよ。でなきゃ作品なんて作らないし、ウェブで世界にさらけ出したりなんてするはずない


●ゲームで言うなら、女子の人生はイベントが多くて敵も多くて、でも味方も多い。選択肢も多くて(服だってスカートとパンツと両方選べるしね)、道もたっくさん枝分かれしてて、なんか色々多彩。
それに対して、男子の人生はイベント少なめ。敵と味方の多さは同じかもしれにけど、選択肢が多そうで案外少ない。道は単純で歩きやすいけど、それってゲーム的にはどうなの?っていう状態。
 





                

      
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07 : 38 : 09 | ★★★坂木司★★★ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
コンテクスト・オブ・ザ・デッド  / 羽田 圭介
2017 / 05 / 01 ( Mon )
コンテクストオブザデッド







●内容● (出版社より)

「あなた、まだ、自分が生きていると思っているんですか?」

編集者の須賀は作家と渋谷で打ち合わせ中、スクランブル交差点で女の子を襲うゾンビを目撃する。各地で変質暴動者=ゾンビの出現が相次ぐ中、火葬されたはずの文豪たちまで甦り始め……。

デビュー10年目の極貧作家K、久しぶりに小説を発表した美人作家の桃咲カヲル、家族で北へ逃げる小説家志望の南雲晶、区の福祉事務所でゾンビ対策に追われるケースワーカーの新垣、ゾンビに噛まれてしまった女子高生の青崎希。

この世界で生き残れるのは誰なのか!? 芥川賞受賞で話題を攫った羽田圭介が現代日本を撃つゾンビ・サバイバル問題作!


●内容● (「BOOK」データベースより)

編集者の須賀は作家と渋谷で打ち合わせ中、スクランブル交差点で女の子を襲うゾンビを目撃する。各地で変質暴動者=ゾンビの出現が相次ぐ中、火葬されたはずの文豪たちまで甦り始め…。デビュー10年目の極貧作家K、久しぶりに小説を発表した美人作家の桃咲カヲル、家族で北へ逃げる小説家志望の南雲晶、区の福祉事務所でゾンビ対策に追われるケースワーカーの新垣、ゾンビに噛まれてしまった女子高生の青崎希。この世界で生き残れるのは誰なのか!?



●著者● (「BOOK」データベースより)

羽田圭介(ハダケイスケ)
1985年、東京都生まれ。明治大学卒業。2003年、「黒冷水」で第四〇回文藝賞を受賞してデビュー。2015年、「スクラップ・アンド・ビルド」で第一五三回芥川龍之介賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


●基本情報●

発売日: 2016年11月15日
著者/編集: 羽田 圭介
出版社: 講談社
サイズ: 単行本
ページ数: 426p




●感想●

P13、この本で一番初めにチェックした印象的な文

あなた、まだ、自分が生きていると思っているんですか?


その後印をつけること20カ所以上。
このお話は、はっとする文章にあふれていました。



中でもおお、と唸ったのはゾンビと救世主の定義↓


<無意識的文脈受動者(“ソンビ”)>

概要::変質暴動者に噛まれやすい人&噛まれてもいないのに生きた状態から変質暴動者になってしまう人

なりやすい人の特徴:内輪にしか通じないコミュニケーションをとりがち。他者が作り出した流れや考えに乗っかったり盗んだりしがちで、かつそのことに対する自覚やためらいが薄い。


<意識的文脈受動者(“救世主”)>

概要:変質暴動者に噛まれても変質暴動者にならず、変質暴動者を噛むと二五~三○%の確率で人間へ戻せる人

なりやすい人の特賞::内輪以外にも通じるコミュニケーションを重要視する。他者が作り出した流れや考えに頼らない思考や行動がとれる。また、他者が作り出した流れや考えになっ買ったり引用する場合もそのことに自覚的であり、自分なりにそうするための意義を見つけ、引用する対象や文脈を意識的に再構築することができる。


現実、見渡すとゾンビ、たっくさんいます。
自分の人生を生きていない、他人のいろいろを乗っ取ってばかりの人・・・。
この本で言えば、無自覚なゾンビもいるので、言ってるお前が気をつけろよと言われるかもしれませんが・・・
私は、少なくともそれを良しとは思っていないなー。
よく、人の良い所をどんどんマネしましょう、なんて言ったりしますけれど、パクリ、ストーカー、あからさまなコピーはどうなんでしょう。
向上心からそれをやるというよりは、自分が空っぽでかつ利己主義な場合が大半だと思います。
向上心がある人はそれこそ自覚的で、コピーではなく学びの範疇で再構築するから、相手が不快に感じるラインを超えないのではないかと思います。
読書をせずに粗筋をネットで拾い、映画を見ずに感想をこれまたネットで押さえ、身なりは身近な人のコピー、口調も人真似、アイディアは盗む、正々堂々と勝負せず陰口で根回し・・・・
・・・・・・・・・・
心理用語にミラーリングというのがありますが、大人が身近で多くの事をパクるのは甘えを認めろと強制しているよう。
特に長子タイプはそれに対するもやもやした気持ちを持ち続けてきたのではないかと思います。
常に真似・意識される立場で、鼻息荒い奴が後ろから付いてくる不快感といったら・・・。
要領よく自分の都合優先でオリジナルを踏み台にするな~!!
お手本にするにしても、身近な人のコピー、ストーカーまがいの執着はやめれ~!!
あからさまに何でも真似する人は「お互い様でしょ」と大きな顔をしたりしますが・・・
考えてもみてください、中身が無くて人真似ばかりしている人の真似なんてしたくないでしょ。
真似ばかりしている人は、実は自分がしているほどには真似されていません。
そう、全然お互い様ではないのです。
真似でできている人は真似を重ねている空っぽな自分を正当化しているだけ。
一方、自分の軸がある素敵な人は安易なパクリはしません。
少なくともお互い様などとは思わず、リスペクトの気持ちを持っているから乗っ取りのようなやり方はしないのです!

あ・・・・・・
この本、私が普段苦々しく思っていることを所々で言い当ててくれていたので、つい脱線して溜まっていたガスを吐き出してしまいました。
私は実際、「映画の〈ルームメイト〉みたいだね」と周りに言われるくらいコピーのターゲットにされたことがあったり、不快な経験があるだけに、タガが外れてしまいました~
真の安らぎは、そういう邪とも思える相手をも赦す事だとは理屈ではわかっているのですが、まだまだ修行中です

気を取り直して感想を・・・
出版業界のあるあるネタもちりばめられていて、しかも“デビュー10年目の極貧作家K”って作者本人?(イニシャル的に)と思えたりもして、ストーリーとは別に興味深い部分もありました。
個性的な作者から生まれた個性的なお話だ~、と思いました。
羽田さんもきっと長子?
もやもやを共有できそう、と勝手に親近感を覚えました










●人間の精神にとって最も重要なことは気晴らし

●自分はそれまで創作をしてきたつもりだったが、ほんとうになにかを作ったことなど、一度でもあっただろうか。

●ネット検索で素性を知ろうなどとはしないで、自分の目の前にいる人のことは、自分の目で見極めればいいではないか。この人の今の生活の前に何があったか、これまでの行動が他者からどんなふうに思われているかなど、そんな情報を知る必要などない、検索しなくてもいいことを検索しているうちに終えてしまう人生なんてまっぴらごめんだと晶は強く思った。

●世間の人々から避けられている場所を内側から見れば、外側のほうが、よほど異様な世界だった。

●「当サイトの利用者たちは、文脈に乗りたがる傾向にあります。自分の頭で理解し、自分なりの感想を組み立てるのではなく、正解はなんなのか、周りの人たちはどういう感想を抱いているのかをひどく気にし、自覚はなくとも他人の抱いた感想を盗み、自分オリジナルの感想として意識の底から置き換えてしまうのです」

●すべては、多様性を失うこと━━思考の画一化への警告なのだ。
 全世界的に人々は、無自覚に他人の考えを盗み、“間違いのない思考”、“間違いのない選択”によりそった行動をとりだした。皆がおいしいという飲食店でしか食べず、皆が面白いという小説や映画のみに触れ、皆が幸せだとする生活モデルのみを自分にとっての幸せとして規定する━━




       

      
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