アンマーとぼくら / 有川 浩
2017 / 04 / 03 ( Mon )
アンマーとぼくら







●内容● 

休暇で沖縄に帰ってきたリョウは、親孝行のため「おかあさん」と3日間島内を観光する。一人目の「お母さん」はリョウが子どもの頃に亡くなり、再婚した父も逝ってしまった。観光を続けるうち、リョウは何かがおかしいことに気がつく。かりゆし58の名曲「アンマ―」に着想を得た、書き下ろし感動長編。


●著者●

有川 浩
高知県生まれ。2004年10月、第10回電撃小説大賞<大賞>を『塩の街』で受賞しデビュー。同作と『空の中』『海の底』を含めた「自衛隊三部作」、アニメ化・映画化された「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『植物図鑑』『三匹のおっさん』『ヒア・カムズ・ザサン』『空飛ぶ広報室』『旅猫リポート』『県庁おもてなし課』『明日の子供たち』『だれもが知ってる小さな国』など著作多数。


●基本情報●

発売日: 2016年07月20日頃
著者/編集: 有川浩
出版社: 講談社
サイズ: 単行本
ページ数: 301p




●感想●


沖縄に行ってみたい

読んでいる最中に何度か思ったことです。
長いことインドア上等な日々を送っている私、沖縄にはもちろん行ったことがありません。
沖縄といえば海だと思いますが、海があまり好きではないということも一因かな、と思います。
元水泳部で泳ぐのが大得意なこともあり、ガンガン泳げない海という場所は欲求不満のもとなのです。
なのにその沖縄の景色が見たいと思ったのは活字の力なのかな。
単純に東の御嶽の神聖な空間を体感してみたいと思ったし、
「振り向けばそこに猫」な場所なんて想像しただけで楽しそう、とワクワクしました

でもでも・・・
読むのに手こずった~
まず息子より子ども度が高い父親にストレス
作り話とはいえ、嫌いなものは嫌いなのです。
いいとこどりでズルい癖に仕方なく許されているような人ね。
なので作者の意図通りに主人公に感情移入して読みました。
終盤は涙涙でしたが、またもや死が絡んだ流れによるものだったので・・・
「病気とか死が絡んだ場合、心動かされるのは当たり前」とどこかで醒める私。
絶対イヤとは言わないけれど、あざとさを感じる事が多々あるのですねー。
泣かせる気満々みたいなね。
・・・あ、最近の読書感想、ディスってばかりな気がする
いけないいけない!フォローしなくちゃ

気を取り直して・・・
沖縄の不思議な力によって時空が交錯する部分は面白かったと思います。
つらかった子ども時代の自分を大人になった自分が救うというのもね。
私としては一番グッと来たところでした~



  


●甘えん坊な子供は、厳しい大人と優しい大人だったら、優しい大人に懐くのだ。

●過去は変わらない。変えられるのは、今だけだ

●子供は、自分が勝つまで終わらない。

●若い男は好きな人にかっこつけるけど、中年男は、ほんとに好きな人にしか、自分のみじめな思い出なんて晒せないんだ

●神様がいるのかどうか、スーパーナチュラルな存在があるかどうかは横へ置き、自然の中には人智を超えた神聖があるのだと、脳ではなく脊髄に叩き込まれる

●男の子を育てるっていうことは、好きな人の子どもの頃を見られるっていうこと





        

      
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