夜行観覧車 / 湊 かなえ
2010 / 12 / 02 ( Thu )
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読む勇気が出なかった湊かなえさんの本を続けて読めたのも・・・

ご本人・お嬢さん共に読書家のMさんが本を貸してくださったからです。

おかげでおもしろい本を読むことができました。


・・・というわけで読むのをためらっていた話題の本に手を出したわけですが・・・

眠気も感じないほどの一気読みでした!

「告白」と同じように決して愉快ではないテーマをエンターテイメントにしている作者はすごいですね。

デリケートな問題を扱いながらも、実は誰の心にも芽はある劣等感・孤独感・無力感のようなものが共感を呼ぶのかもしれません。

たぶん、人生全ての面が満たされるなんてことは不可能ですから、不足しているところに目を向けるか向けないか、の差なのですよね。

幸・不幸の差って。

そして人間は誰でも自己中心的なのです。

思考するのも自分の頭を使うしかないからですね~。



真相はただ一つ。悼む相手も、責める相手も、なぐさめる相手も、みんな家族だということ、それだけだ。



そう、それが家族なのですね。

自然のなりゆきとして、弱者にストレスがかかりがちだから、注意しないとね~



夜行観覧車夜行観覧車
(2010/06/02)
湊 かなえ

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10 : 08 : 12 | ★★★湊かなえ★★★ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
砂漠 / 伊坂 幸太郎
2010 / 12 / 01 ( Wed )
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●内容● (「BOOK」データベースより)

「大学の一年間なんてあっという間だ」入学、一人暮らし、新しい友人、麻雀、合コン…。学生生活を楽しむ五人の大学生が、社会という“砂漠”に囲まれた“オアシス”で超能力に遭遇し、不穏な犯罪者に翻弄され、まばたきする間に過ぎゆく日々を送っていく。パワーみなぎる、誰も知らない青春小説。


●著者● (「BOOK」データベースより)

伊坂幸太郎(イサカコウタロウ)
1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。2003年上期に『重力ピエロ』、2004年上期に『チルドレン』、2004年下期に『グラスホッパー』が、それぞれ直木賞候補に選ばれる。2004年には『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞、短編「死神の精度」で日本推理作家協会賞短編部門を受賞する。いま、もっとも熱い期待を寄せられている若手作家の一人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


●基本情報●

発売日: 2005年12月
著者/編集: 伊坂幸太郎
出版社: 実業之日本社
サイズ: 単行本
ページ数: 410p




●感想●

途中暗澹たる展開もありましたが・・・

終わってみれば清清しい気分になれるお話でした。

これが伊坂ワールドですよね。

最高ではないけれど最悪でもない・・・

5人の大学生の4年間を追ったストーリーでしたが、いつものように映画を見た後のような読後感でした。

それも純粋だったり、くだらなかったり、いろいろなものがごった煮にされた青春映画。

その中でキャラは違うけれど、全員ひねていない5人組が魅力的でしたね。

破天荒な西嶋はもちろんダントツのキャラですが・・・

片腕を無くしてからの鳥井がまたよかったです。

投げない人間は魅力的ですね!


大学時代がオアシスで社会は砂漠・・・

厳しい現実の中大人は泥沼をもがいているようなものなのです。

だからせいぜい学生時代に楽しんでおかなくてはね・・・

なんてことはまるでない、少なくともひねていない人間ならね~。



砂漠砂漠
(2005/12/10)
伊坂 幸太郎

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22 : 04 : 33 | ★★★伊坂幸太郎★★★ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
告白 / 湊 かなえ
2010 / 12 / 01 ( Wed )
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●内容● (「BOOK」データベースより)

愛美は事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです。第29回小説推理新人賞受賞。


●著者● (「BOOK」データベースより)

湊かなえ(ミナトカナエ)
1973年広島県生まれ。武庫川女子大学家政学部卒。2005年第2回BS-i新人脚本賞で佳作入選。07年第35回創作ラジオドラマ大賞を受賞。同年「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞し、『告白』がデビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


●基本情報●

発売日: 2008年08月
著者/編集: 湊かなえ
出版社: 双葉社
サイズ: 単行本
ページ数: 268p





●感想●


ずっと読むのをためらっていた本です。

なるべく予備知識を入れないようにしてはいても・・・

人気の本ほど評判が聞こえてきてしまいます。

これは「後味が微妙」という感想を聞いてしまっていたので・・・

なんだかんだ言って読後感に左右される私は読む勇気が出なかったのです。

本屋さんでバンバン流れていた映画の予告も好きな感じではありませんでした。

テレビをほとんど見ない私ですが、情報っていろいろな所に溢れていて、知らぬ間に吸収してしまったりするのですよね~。


でもでも・・・

これはおもしろかった!

題材はデリケートですが、退屈なし、難しい言葉なし、でエンターテイメントだな、と感じました。

登場人物の視点から描かれる物語からは人間の傲慢、醜さを散々見せられますが・・・

あくまでもその人その人の視点ということを思うと、ストレスも少なくすみました。

この本、少年法や裁判について考えさせられる内容でしたね。

そして本当の裁き、復習とはこういうことなのかもしれないな、と思えるラストでした。

小さなことでも、自分の身に起こってみて初めてわかることってたくさんあります。

自己中心的で他人に対する想像力がない人にはなおのこと。

なので私はこのラストだからこそ、この本がおもしろくなったのだなー、と感じたのでした。

・・・しかし・・・

ほとんどの加害者はもとは被害者だった、ということを考えると、単純には割り切れないというのもあります。

どんな人物にも焦点を当てれば同情する部分はあるわけで・・・

だからといってどこまでがよくてどこまでがダメなのか、というところでや悩みますね。

全員が他人の権利が始まるところで自分の権利は終わると理解していればよいのでしょうが。

自他を俯瞰で見れる人ばかりじゃないしね





告白告白
(2008/08/05)
湊 かなえ

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20 : 05 : 38 | ★★★湊かなえ★★★ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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