スポンサーサイト
-- / -- / -- ( -- )
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-- : -- : -- | スポンサー広告 | page top↑
西の魔女が死んだ / 梨木 香歩
2010 / 08 / 30 ( Mon )
422.jpg



話題作をタイムリーに読まないことの多い私

早いか遅いかのどちらかで、まあ大体遅いのですが・・・

これも話題になった本ですね~

映画の宣伝の時に、おばあちゃんが外人だということはインプットされたのですが、
なんでだろ?と疑問に思っていました。

読んでみて疑問が解けましたね~。

で、感想ですが・・・

私の心に残ったのは2つのことかな。

それは命についての疑問への答えと、生きることの価値、です。

「人は死んだらどうなるの」

主人公のまいが密かに抱き続けてきた不安。

おばあちゃんは魂という言葉で死後も無になるわけではないという説明をしますが・・・。

ごまかしではなく、その上とてもわかりやすい説明だったと思います。

そしておばあちゃんが大切だと説いたのは意志の力。

自分で決める力、自分で決めたことをやり遂げる力ですが・・・。

私もこのことはとても大切なことだと思います。

一見成功者でも不幸せな人に不足しているのはこの力ですよね。

誰かの言うとおりに生きて例え成功したとしても、そこに価値は無いのではないでしょうか。

かんたんな文章でさくさく読める本ですが、深いところに触れる部分があったと思います。

それと、「アイ・ノウ」という決め台詞の使い方も効果的でした。




西の魔女が死んだ西の魔女が死んだ
(1996/03)
梨木 香歩

商品詳細を見る



こっちだよブログランキングです
 よかったらクリックお願いしますばら4 
にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村ランキングです↑
よかったらクリックお願いしますトゥシューズ


スポンサーサイト

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

18 : 17 : 33 | ★★★梨木香歩★★★ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ファミリーツリー / 小川 糸
2010 / 08 / 22 ( Sun )
418.jpg


正直に言うと・・・

これ、私にはとても退屈で、読むのをやめたくなるような本でした

特に中盤までの展開が好きではなかったです。

子供時代の“僕”を通して語られる世界はリアリティがなかったし、

犬の“海”が登場してからの語りも、その先の展開が読めるようで嫌でしたね~

それに初体験のシーンも、私としてはなんだかな、と・・・

ただ、ガマンして(?)読み続けていくと、終盤は特に作者の意図が伝わってきますね。

たぶん作者は、これまでにない方法で命のかけがえのなさ、皆が太古の昔からつながって今ここにいる奇跡等を伝えたかったのだろうな、と・・・

だからこそ、あえて美化しない登場人物やあからさまな表現を使ったりしたのだろうな、と・・・。

ただ、それまでのストレスがそれなりに溜まっていたので、手放しでよかった、とは言えない本でしたね~

すみませんっ


この本のメインテーマではなかったかもしれませんが・・・

親の心子知らず という言葉が思い浮かびました

続々と発覚しているお年寄り失踪がタイムリーな今、これからの時代はどうなるんだろ、なんて考えてしまいました




ファミリーツリーファミリーツリー
(2009/11/04)
小川糸

商品詳細を見る



こっちだよブログランキングです
 よかったらクリックお願いしますばら4 
にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村ランキングです↑
よかったらクリックお願いしますトゥシューズ


テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

12 : 57 : 42 | ★★★小川糸★★★ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
数えずの井戸 / 京極 夏彦
2010 / 08 / 11 ( Wed )
416.jpg





●内容● (「BOOK」データベースより)

数えるから、足りなくなる。それは、はかなくも美しい、もうしとつの「皿屋敷」。人口に膾炙し怪談となった江戸の「事件」を独自の解釈で語り直す人気シリーズ第三作。


●著者情報● (「BOOK」データベースより)

京極夏彦(キョウゴクナツヒコ)
1963年生まれ。94年『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で第四九回日本推理作家協会賞(長編部門)、97年『嗤う伊右衛門』で第二五回泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で第一六回山本周五郎賞、2004年『後巷説百物語』で第一三〇回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


●基本情報●

発売日: 2010年01月
著者/編集: 京極夏彦
出版社: 中央公論新社
サイズ: 単行本
ページ数: 771p







●感想●


「一枚。二枚。三枚・・・うらめしや~」でおなじみ。

もともと知っていたはずの怪談が・・・

“おはなし”になって目の前に現れたという感じです。

しかしこれは怪談ではありませんでした。

悲しい人間たちのお話でしたね。

登場人物の目線で語られる心の内。

文字は密でないといっても分厚い本ですが、イッキ読みでしたね~。

欠けている人間、みちている人間、そして一見そうとは見えなのに表裏のような人間・・・

その思考を追うのがやめられなくて、全く退屈しませんでした。

不器用で、生まれ持った悲しみを捨てられなくて、だからこそ破滅に向かう登場人物たちには
なぜか共感してしまう私なので・・・

終盤は泣きながら読みました

しかし、一般の解釈とは全く違う“おはなし”はまさに京極ワールドですね

もう、私は中毒患者ですよ





数えずの井戸数えずの井戸
(2010/01/25)
京極 夏彦

商品詳細を見る



こっちだよブログランキングです
 よかったらクリックお願いしますばら4 
にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村ランキングです↑
よかったらクリックお願いしますトゥシューズ


テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

18 : 03 : 49 | ★★★京極夏彦★★★ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
陰日向に咲く / 劇団 ひとり
2010 / 08 / 07 ( Sat )
411.jpg

今さらですが・・・

読んでみました、劇団ひとりさんの本

『いつ、どんな本を読むとになるかもしれんっ、その時に楽しめるように』 と極力予備知識を入れない私なので・・・

くどいようですが今さら、泣きながら読んだのでした


経過をまとめると

「道草」でうまい!と感心し・・・

「拝啓、僕のアイドル様」で甘酸っぱい気持ちが溢れちょいウルし・・・

「ピンボケな私」でついに涙腺が決壊し始め・・・

「Over run」で号泣・・・

「鳴き砂を歩く犬」で止めを刺された、という具合です



正直読む前は、所詮有名人が書いた本だから売れたんでしょ、くらいに思っていたのですが・・・

そんなことはなかったです

予想外に心動かされるお話でした

なんでだろ?

登場人物が全員ダメダメなんですが、愛すべきダメダメというか・・・

不思議と人の温かさを信じたい気持ちになるお話ばかりだったんですね~。

短編がリンクしている構成も見事だったし、簡単・シンプルな文章だからこそ心に響くものがあった気がします。

ラストの締め方も好きですね。

エンターテイメントとしてバッチリだったと思います

 


陰日向に咲く陰日向に咲く
(2006/01)
劇団ひとり

商品詳細を見る

こっちだよブログランキングです
 よかったらクリックお願いしますばら4 
にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村ランキングです↑
よかったらクリックお願いしますトゥシューズ


テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

00 : 44 : 30 | ★★★劇団ひとり★★★ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
遠ざかる家 / 片山 恭一
2010 / 08 / 05 ( Thu )
405.jpg


時間がない時にパッと選んだ本です

表紙の感じから、軽い恋愛話かな?と予想したら・・・

全然違いましたね~

安っちい恋愛モノは好きじゃないのでよかったはよかったのですが

どちらにしても、微妙なお話でした

ミステリーのような、怪談のような、人生のお話のような、戦争の傷跡のお話のような、心病んだ人のお話のような・・・

個人的にはたぶんその全部だと思うのですが

ちょっと落ち着かないストーリーでした。

記憶の不可思議さとか、些細なことですれ違う人の関係とか、要素は面白かったので、惜しい感じがしましたね


そういえばお話の中で、歯科医の主人公が事あるごとに職業的な比喩を使うのがおかしかったです。

意外なことに、そのくどい表現は嫌いじゃないかも、と思いました。

真面目で融通の利かない性格がうまく表されていたという気がします。


2人の明子の“死”についての物語は悲しいものでした。

そして“死”に引きずられる人々も・・・

死を考えながら生きることのしんどさが堪えましたね。

死に対して人は、考えて、ごまかして、あがいて、最後の最後には祈り待つしかできないものなのかも

ナンマンダブ


遠ざかる家遠ざかる家
(2008/06/26)
片山 恭一

商品詳細を見る


こっちだよブログランキングです
 よかったらクリックお願いしますばら4 
にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村ランキングです↑
よかったらクリックお願いしますトゥシューズ


テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

00 : 18 : 57 | ★★★片山恭一★★★ | トラックバック(1) | コメント(0) | page top↑
家のロマンス / 加藤 幸子
2010 / 08 / 02 ( Mon )

新潮社のあらすじをそのままコピーすると・・・

世田谷の大きな家に住んでいた大家族の半世紀を、死の床にある明治生まれの祖母の回顧と、
そこに駆けつけて「家」を託された孫娘の語りで描く長編小説。
個性の強い家族に翻弄される女性たち、家や土地に異様に執着する人、
家族のしがらみを厭いながらも孤独には耐えかねる人などの悲喜劇を描き、
「安住の地」を問う、家と家族の物語。


・・・ということでした。

読んでみて思ったのは、
誰か一人の目を通してみれば、家とは、家族とはこういうものなのかも、ということでした。
相性の良し悪しがあったり、相手に対する誤解・思い込みがあったり・・・。

結局、家族でも100%の理解は望めないものですよね~。
人は大部分、自分以外の人のことを“思い込んでいる”のではないでしょうか

それと・・・
人生って儚いものなんだな~、と意識させられましたね


家や土地やお墓はもちろん、大好きな人やモノ、自分自身ともお別れしなければいけない時がくるとは・・・

今はあまり考えたくないことです~


家のロマンス家のロマンス
(2006/11/29)
加藤 幸子

商品詳細を見る


こっちだよブログランキングです
 よかったらクリックお願いしますばら4 
にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村ランキングです↑
よかったらクリックお願いしますトゥシューズ


テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

23 : 41 : 35 | ★★★加藤幸子★★★ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。