夜は短し歩けよ乙女 / 森見 登美彦          ★★★★★
2017 / 11 / 09 ( Thu )
夜は短し歩けよ乙女








●内容● (「BOOK」データベースより)

私はなるべく彼女の目にとまるよう心がけてきた。吉田神社で、出町柳駅で、百万遍交差点で、銀閣寺で、哲学の道で、「偶然の」出逢いは頻発した。我ながらあからさまに怪しいのである。そんなにあらゆる街角に、俺が立っているはずがない。「ま、たまたま通りかかったもんだから」という台詞を喉から血が出るほど繰り返す私に、彼女は天真爛漫な笑みをもって応え続けた。「あ!先輩、奇遇ですねえ!」…「黒髪の乙女」に片想いしてしまった「先輩」。二人を待ち受けるのは、奇々怪々なる面々が起こす珍事件の数々、そして運命の大転回だった。天然キャラ女子に萌える男子の純情!キュートで奇抜な恋愛小説in京都。


●著者● (「BOOK」データベースより)

森見登美彦(モリミトミヒコ)
1979年、奈良県生まれ。京都大学農学部卒、同大学院農学研究科修士課程修了。2003年『太陽の塔』(新潮文庫)で第15回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


●基本情報●

発売日: 2006年11月
著者/編集: 森見登美彦
発行元: 角川書店
発売元: KADOKAWA
発行形態: 単行本
ページ数: 301p




●感想●


黒髪の乙女がとにかく可愛い
こんな懐が深く、邪気の無い人間になりたいものだ、と思いながら・・・
ただただ、ファンタジックな世界を楽しみました。

言葉のチョイスだけでも面白く、同時に勉強になりました。
作者はとんでもなく博識なんだな、と思いました。
(対して自分の感想のアホっぽいこと

印象深いシーンは多々。
その中でも終盤の樋口式飛行術のセオリーには思わず感心してしまいました。
「地に足をつけずに生きることだ。それなら飛べる」  
ひえ~っ、こんな文章を書いた日には自画自賛してしまいそう

そしてラストの竜巻の中での展開。
「奇遇ですね」 「たまたま通りかかったものだから」
なんとナチュラルなロマンティックワールド!

大団円バンザーイ










「考えると不思議ではないか。この世に生をうける前、我々は塵であった。死してまた塵に返る。人であるよりも塵である方が遥かに長い。では死んでいるのが普通であって、生きているのはわずかな例外にすぎない。ならばなにゆえ、死が怖いのか」






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太陽の塔 / 森見 登美彦
2011 / 02 / 01 ( Tue )
太陽の塔




この文章好きです~

なんといっても言葉のチョイスが気に入りました。

そしてその言葉を使った文章のセンスも。

少なくとも途中までは――

ストーリーよりも、文章の面白さに惹かれて読み進んだという感じですね。



このお話は簡単に言うとある大学生の手記なのですが・・・。

その独りよがりな感性がとても笑えます。

時に大真面目に、時にふざけた表現で、時に斜から目線の――

ばかばかしく、しょーもない内容と思える手記が続くのですが・・・


ラストシーンで露になるのです。

そのばかばかしさに隠されていた主人公の切ない気持ちが

こういう展開には弱いのです、私。

この主人公は愛すべき人物でしたね。

他の登場人物も個性があってよかったです

途中ダレダレに感じる部分もありましたが、全体的に好印象の本でした




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12 : 56 : 28 | ★★★森見登美彦★★★ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
宵山万華鏡 / 森見 登美彦
2009 / 10 / 23 ( Fri )
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●内容● (「BOOK」データベースより)

祇園祭宵山の京都。熱気あふれる祭りの夜には、現実と妖しの世界が入り乱れ、気をつけないと「大切な人」を失ってしまうー。幼い姉妹、ヘタレ大学生達、怪しげな骨董屋、失踪事件に巻き込まれた過去をもつ叔父と姪。様々な事情と思惑を抱え、人々は宵山へと迷い込んでいくが…!?くるくるとまわり続けるこの夜を抜け出すことは、できるのか。

・祭りの雑踏で、幼い妹が姿を消した。妹は神隠しに遭ったのか、それとも…?「宵山姉妹」「宵山万華鏡」
・乙川は≪超金魚≫を育てた男。大学最後の夏、彼と宵山に出かけた俺は、宵山法度違反で屈強な男たちに囚われてしまう。襲いくる異形の者たち。彼らの崇める≪宵山様≫とは一体…?「宵山金魚」
・期間限定でサークル≪祇園祭司令部≫を結成したヘタレ学生たち。彼らは、学生生活最後の大舞台を祭の最中に演じようとしていた。「宵山劇場」
・宵山の日にだけ、叔父さんは姿を消した娘に会える…。「宵山回廊」
・目が覚めると、また同じ宵山の朝。男は、この恐ろしい繰り返しから抜け出すことができるのか…?「宵山迷宮」


●著者● (「BOOK」データベースより)

森見登美彦(モリミトミヒコ)
1979年奈良県生まれ。京都大学農学部卒、同大学院修士課程修了。2003年『太陽の塔』で第15回日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、デビュー。2007年『夜は短し歩けよ乙女』で第20回山本周五郎賞受賞、同年本屋大賞第2位(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


●基本情報●

発売日: 2009年07月
著者/編集: 森見登美彦
出版社: 集英社
サイズ: 単行本
ページ数: 240p





●感想●

宵山の日。
真っ赤な浴衣を着た、金魚のような女の子たち・・・。

読んでいるうちに、この本に収められた短編は、それぞれがリンクしていることに気付きます。
登場人物が重なり、出来事が重なり・・・。
そして、自分も宵山の夜を繰り返しているような気分になるのですね
とりとめなく、要素はいっしょなのに微妙な変化を繰り返して・・・。
それこそ、万華鏡のよう

うん、さくさくっと、非日常を味わったという感じですね。
私としては、乙川という“ヘンな男”が出てくる「宵山金魚」というお話が気に入ったかな。
こういうヘンな人に、頭の天窓を開いてもらいたいな~、と





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