秋の牢獄 / 恒川 光太郎
2008 / 04 / 25 ( Fri )
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●内容● (「BOOK」データベースより)

十一月七日、水曜日。女子大生の藍は、秋のその一日を何度も繰り返している。毎日同じ講義、毎日同じ会話をする友人。朝になればすべてがリセットされ、再び十一月七日が始まる。彼女は何のために十一月七日を繰り返しているのか。この繰り返しの日々に終わりは訪れるのだろうかー。まるで童話のようなモチーフと、透明感あふれる文体。心地良さに導かれて読み進んでいくにつれて、思いもかけない物語の激流に巻き込まれるー。数千ページを費やした書物にも引けを取らない、物語る力の凄まじさ。圧倒的な多幸感と究極の絶望とを同時に描き出す、新鋭・恒川光太郎の珠玉の作品集。


●目次● (「BOOK」データベースより)

秋の牢獄/神家没落/幻は夜に成長する


●著者●(「BOOK」データベースより)

恒川光太郎(ツネカワコウタロウ)
1973年東京都生まれ。大学卒業後、様々な職業を経て、現在沖縄県在住。2005年、「夜市」で第12回日本ホラー小説大賞を受賞。2005年10月に刊行された初の単行本『夜市』は、デビュー作にして第134回直木賞候補となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


●基本情報●

発売日: 2007年10月
著者/編集: 恒川光太郎
出版社: 角川書店 , KADOKAWA
サイズ: 単行本
ページ数: 223p





●感想●


先日読んだ「夜市」に雰囲気が似ているなー、パクッたんじゃないの?と思ったら・・・。
同じ作家の作品でした~困り顔
なんせ私、もろパクリするヤツが大ッ嫌いなので、ついついね。

よく見かけませんか?
同じ格好をしている女の子2人組。
私としては許せない~!!!
・・・というのも昔ある女の子にすごく付きまとわれたことがトラウマで・・・。
その子は手作りまでして私と同じ服を着ようとしたのです
そーいうのが好きな人は同じ趣味の人とやってくれ!!ですよ。
私はアウトサイダーが好きなんだーっ。
それ以来プライドの無い猿真似行為をする人には警戒心を持ってしまう私なのです。

・・・・って、ものすごい脱線!
しかも熱くなってしまった

気を取り直して感想ですが・・・。
「夜市」と「秋の牢獄」、共通点がありますね。
意思に反して自由を奪われる主人公の葛藤、小さな復讐の後の悲しみと希望・・・。
勝手な意見かもしれませんが・・・。
私は“小さな復讐“がポイントだと思ってます。
不条理なストーリーの中にかすかな希望を持たせているという意味で・・・。
それが無ければ、絶望の暗闇で悶々としてしまいますからねー。
腹が立つ手前の、見事な匙加減です~






秋の牢獄秋の牢獄
(2007/11)
恒川 光太郎

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夜市 / 恒川 光太郎
2008 / 04 / 12 ( Sat )
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●内容● (「BOOK」データベースより)

大学生のいずみは、高校時代の同級生・裕司から「夜市にいかないか」と誘われた。裕司に連れられて出かけた岬の森では、妖怪たちがさまざまな品物を売る、この世ならぬ不思議な市場が開かれていた。夜市では望むものが何でも手に入る。小学生のころに夜市に迷い込んだ裕司は、自分の幼い弟と引き換えに「野球の才能」を買ったのだという。野球部のヒーローとして成長し、甲子園にも出場した裕司だが、弟を売ったことにずっと罪悪感を抱いていた。そして今夜、弟を買い戻すために夜市を訪れたというのだがー。第12回日本ホラー小説大賞受賞作。


●目次● (「BOOK」データベースより)

夜市/風の古道
 

●著者● (「BOOK」データベースより)

恒川光太郎(ツネカワコウタロウ)
1973年東京都生まれ。大学卒業後、様々な職業を経て、現在沖縄県在住。2005年、「夜市」で第12回日本ホラー小説大賞を受賞、デビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


●基本情報●

発売日: 2005年10月
著者/編集: 恒川光太郎
出版社: 角川書店 , KADOKAWA
サイズ: 単行本
ページ数: 179p




●感想●


「夜市」 「風の古道」の2編が収められていました。

ほんの暇つぶしのつもりで期待せずに読んだのですが、予想外によかったです。

どちらもホラーというよりはファンタジーだったように感じましたね。
読後に残ったのは恐怖ではなく、物悲しさでした。

2つのお話の共通点は、変えようのない悲しい過去とその余波でしょうか。
過去の悲しい出来事によって人生を縛られる不条理・・・。
なんとも切ないです。

どちらかというと「風の古道」の方が気に入った私ですが、特にラストの文章が印象に残りました。

道は交差し、分岐し続ける。一つを選べば他の風景を見ることは叶わない。
私は永遠の迷子のごとく独り歩いている。
私だけではない。誰もが際限のない迷路のただなかにいるのだ。







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