君を憶えてる / 牧村 一人
2014 / 06 / 06 ( Fri )
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●内容●(「BOOK」データベースより)

5年前、湖で見た「光」が、すべての始まりだった。高校2年生の夏休みー憶えのない「記憶」が僕の頭に流れこんできた。いったい、君は誰なんだ?



●感想●

序章で微かに感じた違和感。
そしてところどころ挿入される記憶の描写に感じる違和感・・・。

鈍感な私は、全く先が読めず・・・それが何か知りたくて興味津々で読み進みました。

だんだんと真実が明らかになるにつれ、見えてくる重いテーマ。
単なるSFもの、ホラーものとして片づけたくない人生というものに対する問い。
その気になれば、哲学的な思考に一っ跳びさせてくれる内容だったと思います。

そしてなんといっても主人公の叔母千鶴さんのキャラがよかったです。
男前(?)のドSキャラの中にある聡明さと慈愛。
私が思うにはかなり理想的な、かっこいい人物設定でした。
主人公との会話のやり取りも何とも言えずよかったです。
そういう点を含めて、トータルで好きなタイプのお話でした




●あなたたちだって、毎日お肉食べるでしょう。お魚食べるでしょう。それと一緒よ、人間は誰だって、他の命食らって生きてるの。そうしなければ生きていくことができない。あなたたちはそれを忘れてるのよ。


●私にはね……無限だとか永遠だとかいうものは、ろくでもないものとしか思えないんだよ。





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16 : 01 : 40 | ★★★牧村一人★★★ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
アダマースの饗宴 / 牧村 一人
2009 / 09 / 27 ( Sun )
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●内容●(「BOOK」データベースより)

殺人を犯し、八年の刑期を終えて出所した元風俗嬢の笙子。静かに暮らすつもりが、かつての恋人が起こした銃撃事件との関わりを疑われ、複数の組織から身柄を狙われることに-かかる火の粉を笙子は振り払うことができるのか?第16回松本清張賞受賞。


●著者●(「BOOK」データベースより)

牧村一人(マキムラカズヒト)
1967年千葉県生まれ。多摩美術大学卒業。2006年「俺と雌猫のレクイエム」で、第45回オール讀物推理小説新人賞を受賞。『アダマースの饗宴』で第16回松本清張賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


●基本情報●

発売日: 2009年07月
著者/編集: 牧村一人
出版社: 文藝春秋
サイズ: 単行本
ページ数: 318p





●感想●

いやーっ、なんというオチ

殺し、シャブ、ヒモ、ヤクザ屋さんの抗争、等いろーんな要素があって・・・。
様々な人物が絡んで・・・。
経済ヤクザの株ギャンブルのお話なんかがあって、その先に行き着いたオチが・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・
一瞬、これはハードボイルド系ギャグ小説かと思いましたよっ
たしかに見下ろしたらそこにあるでしょうけどね~困り顔
うん、思いっきり馬鹿馬鹿しいのは間違いないです
狙い通りってことですね

アダマースは、ダイヤモンドの語源にあたるギリシャ語だそうです。
  征服されざるもの、懐かないもの、決して思い通りにはならないもの、という意味だって。
  私の愛する猫ちゃんみたい




アダマースの饗宴アダマースの饗宴
(2009/07)
牧村 一人

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