チャコズガーデン / 明野 照葉
2016 / 10 / 23 ( Sun )
チャコズガーデン







●内容● (「BOOK」データベースより)

この不可思議なマンションにあなたを引き寄せたのは最上階に住まう謎の女…。東京・吉祥寺にある瀟洒な分譲マンション「チャコズガーデン」。幸せに暮らしているようにみえる住人たちだが、内実はそれぞれが孤独で、誰にも言えない秘密を抱えていた。そんなある日、小学生ケイトたちの一家が引っ越してきた。それを機に、マンション内で奇妙な出来事が立て続けに起こった。それはある大事件と、大いなる真実へと繋がっていくー。『汝の名』の著者が切り拓く新境地。感動の書き下ろし長篇サスペンス。


●著者● (「BOOK」データベースより)

明野照葉(アケノテルハ)
東京都生まれ。1998年、「雨女」で第三十七回オール讀物推理小説新人賞を受賞。2000年、『輪廻RINKAI』で第七回松本清張賞を受賞。一躍、注目を集める。ホラーやサスペンスタッチの作品を得意とし、「女の心理と狂気」を描いた独自の作風はファンを魅了してやまない(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


●基本情報●

発売日: 2011年03月
著者/編集: 明野照葉
出版社: 中央公論新社
サイズ: 単行本
ページ数: 276p



●感想●


一人暮らしの時はずっと吉祥寺に住んでいたのですが、結婚してからは行っていません。
思い出が押し寄せてくるのが怖いのです。
反面、若く何もかもが楽しかった時期にずっと暮らしていた街を歩きたいという気持ちも少しあったりして。
うーん、しかし今やホームではなくなったんだと実感して、すごく寂しい気持ちになりそう
あらら揺れてる~自分でも複雑な感情だな、と思います

さてさて、その吉祥寺の高級分譲マンションが舞台のお話。
プライバシーが保たれているはずのマンションが、一つの出来事から違う面を見せ始めて・・・

お話は淡々と進みましたが・・・
まあ、他人は皆、幸せそうに見えるものなのかも、と思いました。
誰でも大変なことの一つや二つはあるはずですが、いちいち開示している人はあまり見ませんしね。
だいたいは、努力や苦労を見せないように歯を食いしばって頑張っているということなのかな?

気になったのは「禍福の法則」
大きな幸福を得た人は、そのひきかえに大きな代償を支払わなければならない、という法則です。

たしかに、大スターと呼ばれるような人は私生活は案外不幸だったり、急逝してしまったり・・・
宝くじに高額当選した人はその後不運に見舞われたり、とそれが当てはまる人はいますねー。
本当にそんな法則があるとしたら、平凡な幸せが一番かな、と思ったりします。
毎日ふつうに暮らせるだけで実は幸せなのですよね






●ぼんやり過ごしている人間は、まるでどかんと突然変化が訪れたかのように感じる。でも、そこには伏線あり、仕かけあり・・・・・で、偶然にして起きた大変化など、そうそうないということだ。


●大人━━子供と、いちいち線引きする必要はないのだと、悟るような思いだった。もちろん、子供は子供だ。いまだ成長過程にあるということにおいては、やはり大人とは異なる。それでいて、今、この時点では、子供も一人の人間として完結しているし完成している。そういう意味では大人と同じだ。


●隠しておけば弱みになり、晒してしまえば笑い話にもなる━━家庭の事情や秘密というのは、どうやらそんなものらしい。






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23 : 43 : 10 | ★★★明野照葉★★★ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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