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女子的生活 / 坂木 司
2017 / 05 / 02 ( Tue )
女子的生活






●内容● (「BOOK」データベースより)

女子的生活を楽しむため、東京に出てきたみきは、アパレルで働きながら、念願のお洒落生活を満喫中。おバカさんもたまにはいるけど、いちいち傷ついてなんていられない。そっちがその気なら、いつだって受けて立ってやる!彼女は、自由。だから、最高の生活を知っている。読めば胸がスッとする、痛快ガールズストーリー!

●著者● (「BOOK」データベースより)

坂木司(サカキツカサ)
1969年東京都生まれ。2002年、『青空の卵』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


●基本情報●

発売日: 2016年08月22日
著者/編集: 坂木 司
出版社: 新潮社
サイズ: 単行本
ページ数: 288p







●感想●


主人公のみきは女子的生活を満喫しています。
しかし途中で判明→性別は男性。
いわゆるトランスジェンダーという存在です。
彼女(彼)は女性として女性と付き合いたい嗜好の持ち主。
そういうボーダー上の立場だからこそ、よく見える世界もあるのですねー。
そんなわけで、一般男性と違い、女子の理解度が深い。(もしかしたら女子よりも)
女子ワールドの中には策略やマウンティング、笑顔で敵を制圧する遣り口等があるるわけですが・・・
どれほどの男性がそれに気付いているのか?
女子全員が当てはまるわけではないのがまた判断を困難にしているところで・・・
正確に把握できている男性はほぼいない、と個人的には思います。
だからこそ、こんなお話を書く作者は女性なのでは?と思いました。
作者の坂木司さんは、他人と被るのが好きじゃない、といいう思考の持ち主であると何かで読みました。
作品を書く際に"被らないこと"を大切にしている・・・みたいです。
あらあら素敵~
これは認めずにはいられない主義ですわ。
横取りするような感覚で被せてくる人に偽物テイストを感じてしまう私としては、文句なしに褒め称えたい。
・・・・と、読書感想というよりは作者のスタイルを賞賛する場になってしまいました・・・
その価値観に共感できる作者が書くお話は、作中のメッセージにも頷けるところがあるものですね








●けど、私は単純が好きだ。
 笑いながら泣いて、寂しがりながら一人で歩いて、意地悪を言いながら愛を語る、そんな女の子が好き。わけがわからないくらいにとっ散らかっている朝も、どこか冷静な頭でコーディネートを考えるような女の子が好き。


●ママ友とか、すんごい情報戦らしいよ? それを聞いて、私は軽く感動する。なんだその無意味に高度な世界は。


●そこポイントね。アーティスト系って、自己顕示欲が強い人が多いんだよ。でなきゃ作品なんて作らないし、ウェブで世界にさらけ出したりなんてするはずない


●ゲームで言うなら、女子の人生はイベントが多くて敵も多くて、でも味方も多い。選択肢も多くて(服だってスカートとパンツと両方選べるしね)、道もたっくさん枝分かれしてて、なんか色々多彩。
それに対して、男子の人生はイベント少なめ。敵と味方の多さは同じかもしれにけど、選択肢が多そうで案外少ない。道は単純で歩きやすいけど、それってゲーム的にはどうなの?っていう状態。
 





                

      
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07 : 38 : 09 | ★★★坂木司★★★ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
和菓子のアン / 坂木 司
2014 / 05 / 20 ( Tue )
9784334764845.jpg



●あらすじ●  (「BOOK」データベースより)

デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めた梅本杏子(通称アンちゃん)は、ちょっぴり(?)太めの十八歳。プロフェッショナルだけど個性的すぎる店長や同僚に囲まれる日々の中、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていく。謎めいたお客さんたちの言動に秘められた意外な真相とは?読めば思わず和菓子屋さんに走りたくなる、美味しいお仕事ミステリー。




●感想●

マンガみたいにテンポがよいお話でした。
悪い人が出てこないので、全体的に明るい雰囲気・・・、軽い気持ちで読めました。

主人公のアンちゃんこと杏子は、ちょっぴり太めの癒し系。
でも、察しがよくて気が利いて、コミュニケーション上手。
ホント、人間見た目じゃないんですねー。
現実でも、そういう中身がある人はたいてい幸せになれるのです。
美人じゃなくてもね。

このお話は、ほのぼのとしたアンちゃんの日常がベース。
そこに、その他の人物のドラマをからめている形です。
そんな中での、和菓子やデパート業界の知識他を活かした問題解決・・・
ちょっとした専門知識などに触れたりしていて、詳しい人もそうでない人も楽しめる内容だったと思います。

様々な登場人物の中で、私がいいな、と思ったのは乙女心を持つイケメン立花さん。
女性に好ましく思われる人物設定がうまいな、と思いました。
はっきりとは描かれていなかったけれど、この先マイペースな者同士がうまくいくのかなー?なんて想像したりして・・・

しかしこの本、甘いもの好きの欲求を刺激する本でした。
図書館で借りた本なのですが、ページの間にお菓子のカスが挟まっていましたよ
前の人がお菓子を食べながら読んだのですねー。

ほんのちょっぴり、和菓子について知ったことで、改めて和菓子屋さんを覘きたくなりました。
もちろん、覘くだけではなく、いろいろ食べたいなー、と思った私です キケン~|



●印象に残った文章●

ずっとずっと昔から、時間は途切れなく続いている。その時間の別名を歴史という。だとすると、いつか私だって自動的に歴史の一部となる。本には残らない名もなき人生だとは思うけれど、食べることでお菓子を次の世代へ残していけたらいい。名もなきおはぎはきっと、私のような人に支えられて歴史の波を超えてきたのだから。





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23 : 33 : 45 | ★★★坂木司★★★ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ワーキング・ホリデー / 坂木 司
2008 / 04 / 18 ( Fri )
ワーキングホリデー






●内容● (「BOOK」データベースより)

元ヤン・ホストが宅配便(特別仕様車)ドライバーに転身!?血気さかんな若者と所帯じみた小学生、親子と仕事と仲間によるひと夏の贈り物。


●著者● (「BOOK」データベースより)

坂木司(サカキツカサ)
1969年東京生まれ。2002年、「青空の卵」で覆面作家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


●基本情報●

発売日: 2007年06月
著者/編集: 坂木司
出版社: 文藝春秋
サイズ: 単行本
ページ数: 287p





●感想●

うん!
面白かった!!

一言で言うと元ヤン→元ホストが父親&宅配業者として奮闘するお話
しかもリヤカー宅配だ~

ストーリーはテンポがよくて、退屈なし

短気だけどまっすぐアツイイケメンの元ヤン、
小姑くさい小学生、古典的王子様ホスト、高学歴オカマのホストクラブオーナー他・・・。
登場人物のキャラも個性的で面白い

ラストにほろっとあったかい気持ちになれるところもグ~でした







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15 : 02 : 07 | ★★★坂木司★★★ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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