ジャッジメント / 小林 由香       ★★★
2017 / 09 / 08 ( Fri )
ジャッジメント










●内容● (出版社より)

大切な人を殺された者は言う。「犯罪者に復讐してやりたい」と。凶悪な事件が起きると人々は言う。「被害者と同じ目に遭わせてやりたい」と。20××年m凶悪な犯罪が増加する一方の日本で、新しい法律が生まれた。それが「復讐法」だ。目には目を歯には歯を。この法律は果たして被害者たちを救えるのだろうか?


●著者● (「BOOK」データベースより)

小林由香(コバヤシユカ)
1976年長野県生まれ。2006年第6回伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞で審査員奨励賞、スタッフ賞を受賞。08年第1回富士山・河口湖映画祭シナリオコンクールで審査委員長賞受賞。10年MONO-KAKI大賞シナリオ部門で佳作入選。11年「ジャッジメント」で第33回小説推理新人賞を受賞。同作がデビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


●基本情報●

発売日: 2016年06月20日頃
著者/編集: 小林由香
出版社: 双葉社
サイズ: 単行本
ページ数: 267p





●感想●


重いテーマです。
罪と罰について・・・。

現実に、犯罪のニュースを見て感じるのは圧倒的な理不尽さ。
被害者の人権より加害者のそれの方が守られているように感じる事がほとんでで憤りを感じます。
そういう意味で少年法にも疑問を感じる事が多々あります。

だからこその“復讐法”
そこまでは納得です。

しかし、この法律の過酷なところは復讐法を選んだものが自らの手で刑を執行しなければならない事。
これは生半可な事ではありません。
善良な人間ほど、復讐心と良心の板挟みにあって苦しむのです。

逃げ場のない鬱屈した世界に、冒頭から読むのをやめようかと思ったくらいのお話でした。

更生を願う人、復讐する人、罪を赦したいと思う人、自分の死をもって償う人。
一体、何が正しいのだろう。
一番正しい答え━━それはどこにあるのだろう。
3年間復讐法を見届けてきた主人公がラストに行きついたのは・・・
人の人生は変えられなかった・・・でも自分の人生は変えられるという希望。
“ジャッジメント”は棚上げになった形ですが・・・
読者を鬱状態から引っ張り上げるためにはそのラストしかないかー、と感じました。








     

      
にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
       
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自分らしさへ
  
ブログランキングです。よかったらクリックお願いします
                 
  111.gif

    
スポンサーサイト

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

18 : 50 : 11 | ★★★小林由香★★★ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
乱心タウン / 山田 宗樹          ★★★
2017 / 09 / 04 ( Mon )
乱心タウン










●内容● (「BOOK」データベースより)

紀ノ川康樹は超高級住宅街の警備員。資産はあるがクセもある住人達を相手に、薄給にもめげず、万全のセキュリティのため日々仕事に邁進していた。ある日、パトロール中に発見した死体を契機に、康樹は住人達の欲望と妄想に巻き込まれていくー。閉鎖的な空間で暮らす人々の視野が歪に変貌していく様を鋭く描いた痛快エンターテインメント小説。


●著者● (「BOOK」データベースより)

山田宗樹(ヤマダムネキ)
1965年愛知県生まれ。98年「直線の死角」で第一八回横溝正史賞を受賞。2003年に発表した『嫌われ松子の一生』は、映像化もされ大ベストセラーとなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


●基本情報●

発売日: 2012年10月
著者/編集: 山田宗樹
出版社: 幻冬舎
サイズ: 文庫
ページ数: 653p








●感想●

選民思想の極みのような人々が住む街マナトキオ。
そこに住まうことは最高のステイタス。
しかし、皆から羨まれる立場の住民たちは、一皮むけば満ち足りていない人間ばかり。
地位やお金があっても幸せではない状態。
そんな街を舞台に起こる群像劇でした。

マナトキオの住民が利己主義で傲慢なので、頻繁にもやもやする展開ですが・・・
彼らが嫌な奴らだからこそ、ぎょっとするラストが活きるのですね。
こういう時の自分は、日常生活で出てしまうとヤバい、「裁きたい病」が発症している状態です。
これが出てしまうと許すという行為が困難になってしまい、わりと支障があります。
なので、読書によって、悪い奴に天誅を食らわせる願望を叶えておくのは意外に効果的なのです。
・・・ということで、私は“正しい人”が好き。
正しくて筋が通っている登場人物が活躍するお話であれば、たいていのアラはスルーで絶賛するという単純バカでーす



━━この感想は2017年4月27日にメモしておいたものです━━







  

      
にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
       
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自分らしさへ
  
ブログランキングです。よかったらクリックお願いします
                 
  111.gif

 

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

15 : 11 : 42 | ★★★山田宗樹★★★ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
樹液少女 / 彩藤 アザミ       ★★★★
2017 / 09 / 03 ( Sun )
樹液少女











●内容● (「BOOK」データベースより)

失踪した妹を捜す男が迷い込んだのは、磁器人形作家の奇妙な王国。雪に閉ざされた山荘に招かれた4人のコレクターの前で、無残な遺体が発見された。一体誰が何のために?次の標的は?そして、鍵を握るトランプコードの秘密を知ってしまった者の運命とは…。復讐と耽美と追憶のゴシック・ミステリ。


●著者● (「BOOK」データベースより)

彩藤アザミ(サイドウアザミ)
1989年、盛岡市生まれ。岩手大学教育学部芸術文化課程卒業。2014年、『サナキの森』で第一回新潮ミステリー大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


●基本情報●

発売日: 2016年01月22日頃
著者/編集: 彩藤アザミ
出版社: 新潮社
発行形態: 単行本
ページ数: 298p






●感想●


それほど期待していなかったのですが・・・
読み始めたら意外に引き込まれました。

物語の鍵を握る謎の人物は、磁器人形と陶芸の芸術家。
私も現在陶絵付けを学んでいて、ほんの少しだけ知っている世界。
なので、そこも興味をそそられる点でした。

暖炉があるお屋敷やら、ビスクの球体間接人形やら、天蓋付きのベッドやら、紅茶やら、出てくるアイテムがクラシック&ロマンティック。
お屋敷の住人達もみな現実離れしていて・・・
好きな雰囲気なので、読書中はそれだけで楽めました。

少し残念だったのは、微妙にすっきりしなかったラストでしょうか。
失踪した少女の謎、陶芸作家の謎は終わってみれば尻すぼみだったように思いましたし。
その上、主人公の森本が報われなかったり、彼が妹だと思った桃が謎の極悪人(?)だったりの結末がそう感じさせたのかな、と思います。
無意識に期待していたカタルシスが得られませんでしたからね。
でも、全体的には退屈なしで物語の探索を楽しんだと思います。



●「歳を取るという変化もまたしかり。生きるということは、細胞が老いていくということなのよ。汚れを溜めながら酸化していくことに他ならない」


●永遠なんて。人生なんて、来る日を懸命に生きていれば良いじゃないか。







  

      
にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
       
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自分らしさへ
  
ブログランキングです。よかったらクリックお願いします
                 
  111.gif

 

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

11 : 46 : 39 | ★★★彩藤アザミ★★★ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
橋を渡る / 吉田 修一     ★★★★
2017 / 08 / 21 ( Mon )
橋を渡る







●内容● (「BOOK」データベースより)

ビール会社の営業課長、明良。部下からも友人からも信頼される彼の家に、謎めいた贈り物が?都議会議員の夫と息子を愛する篤子。思いがけず夫や、ママ友の秘密を知ってしまう。TV局の報道ディレクター、謙一郎。香港の雨傘革命や生殖医療研究を取材する。結婚を控えたある日…2014年の東京で暮らす3人の悩み、ためらい。果たして、あの選択でよかったのかー


●目次● (「BOOK」データベースより)

春ー明良/夏ー篤子/秋ー謙一郎/そして、冬


●著者● (「BOOK」データベースより)

吉田修一(ヨシダシュウイチ)
1968年生まれ。法政大学経営学部卒業。97年「最後の息子」で第84回文學界新人賞を受賞しデビュー。2002年『パレード』で第15回山本周五郎賞、「パーク・ライフ」で第127回芥川賞を受賞。07年『悪人』で第61回毎日出版文化賞、第34回大佛次郎賞、10年『横道世之介』で第23回柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


●基本情報●

発売日: 2016年03月19日頃
著者/編集: 吉田修一
出版社: 文藝春秋
発行形態: 単行本
ページ数: 435p





●感想●


なんだか取り留めのないお話だなぁ、なんて思いながら読み進みましたが・・・
最終章でつながりました、いろいろな人生が。

人はそれぞれ、信念を持って生きているのでしょうが、
それが試されるような大きな選択によって未来が決定されるのですねー。
( もしかしたら小さな選択によっても? )

「自分は正しい選択をした」と思えることの純粋さと危うさ。
「自分は正しい選択をしなかった」と思った時の迷い。
同時に集団心理の怖さも描かれていたと思います。

個人的に、心に残ったのは謙一郎のストーリー。
ひたすら悶々としました。
人はどうして、簡単に手に入らないものが欲しくなるのでしょう。
幸せになれるだろう素養をたくさん持っている人間が、
視野狭窄のために転落する様は悲しく思えました。

あとは近未来の“サイン”という存在。
現実感がありました。
人類の長い歴史を見た時に、
利己主義としか言いようのない出来事が絶えないことがその理由です。
今まで全世界が平和に満たされた時が一瞬でもあったのか? 残念ながら答えはNOです。
現在も大国の顔をすると同時に他国を弾圧している国が力を持っている状態。
権力は人を凶暴にしますね。
弱肉強食は自然の摂理と言われれば黙るしかありませんが、
この本の最後に希望があったように、真の平和への希望は捨てきれません・・・









      111.gif
こっちだよブログランキングです
 よかったらクリックお願いしますばら4 

にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村ランキングです↑ 

  

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

16 : 47 : 57 | ★★★吉田修一★★★ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
許されようとは思いません / 芦沢 央     ★★★ 
2017 / 08 / 11 ( Fri )
許されようとは思いません






●内容● (「BOOK」データベースより)

かつて祖母が暮らしていた村を訪ねた「私」。祖母は、同居していた曾祖父を惨殺して村から追放されたのだ。彼女は何故、余命わずかだったはずの曾祖父を殺さねばならなかったのか…究極の選択を迫られた女たちの悲劇を、端正な筆致と鮮やかなレトリックで描き出す、ミステリ短篇集の新たなるマスターピース!磨き抜かれたプロットが、日常に潜む狂気をあぶりだす全5篇。


●目次● (「BOOK」データベースより)

許されようとは思いません/目撃者はいなかった/ありがとう、ばあば/姉のように/絵の中の男


●著者● (「BOOK」データベースより)

芦沢央(アシザワヨウ)
1984年東京都生まれ。2012年『罪の余白』で第3回野性時代フロンティア文学賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


●基本情報●

発売日: 2016年06月22日頃
著者/編集: 芦沢央
出版社: 新潮社
発行形態: 単行本
ページ数: 235p





●感想●


たった今、打ち終わった感想を誤って消去してしまいました
ガックリ

そんなことがあると、途中途中で下書き保存をするように気を付けるようになりますが・・・
ついつい痛みが癒えた頃に定期的にやらかしてしまいます
これに負けて間を開けるとますます嫌になってしまうので、自分に鞭打って再び書き(打ち)直しています。


この本、表紙やタイトルに惹かれるものがあったのですが・・・
図書館で当てずっぽうに予約したものなので、私の嫌いな短編集であることに手元に来た時点で気付きました。
(少ない言葉や簡単な表現で深みのある内容を言い表すのが
 最高のすごさだと思っていますが、 それが一番難しい。
 詩や俳句、短編で心を動かすことは超上級テクニックだと思います。
 それだけに、なかなかいいと思えるものに出会えないというのが私の本音なのです。)

それでも好奇心を刺激される展開で集中して読めました。
が、どれも後味の悪いお話で・・・まあ鬱モードの時は“アリ”というか吸い寄せられる世界なのですが、やはり短編ならではの浅さが残念でした。 
あ、でもこれは好みの問題で、よく練られたストーリーだなぁ、と感心はしました。
どのお話も捻りがあって「そう来ましたか・・・」という感じでしたね。

・・・ということで・・・
感想、本当はもっといろいろ書いていたはずなのに・・・もう気力が無くて思い出せません~お粗末失礼しました







    

      
にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
       
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自分らしさへ
  
ブログランキングです。よかったらクリックお願いします
                 
  111.gif

 

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

01 : 09 : 24 | ★★★芦沢央★★★ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
通り魔 / 嶽本 野ばら     ★★★    
2017 / 08 / 11 ( Fri )
通り魔





●あらすじ●

幼い頃から僕は人と上手く話せなかった。僕はスナックを経営する母親と二人暮らしだった。母親とも上手く話せない僕は、よく叱られた。いつもひとりで過ごしていた僕は、中学生の頃からネットの中に居場所を見つけた。大学まで行きたくて高校に上がったが、2ヶ月で辞めた。スナックのお客の紹介で地元の縫製工場に就職した。その工場では、僕が一生買うこともできないような高価な服を作っていた。4年間勤めたが、小さな事件を起こして退職した。僕は地元を逃げ出し、東京へ向かった。だがそれが、大きな転落の始まりだった‥。


●著者● (「BOOK」データベースより)

嶽本野ばら(タケモトノバラ)
京都府宇治市生まれ。2000年『ミシン』で小説家デビュー。2003年『エミリー』、04年『ロリヰタ。』が二年連続して三島由紀夫賞の候補になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


●基本情報●

発売日: 2014年11月26日頃
著者/編集: 嶽本野ばら
出版社: 小学館
発行形態: 単行本
ページ数: 203p






●感想●


バッドエンド・・・
でも、最後の憎しみを爆発させるシーンで「やってまえ!」と思ってしまった私。
いけませんねー。
実際そんな事件は起こって欲しくないし、今まで実際に起きた犯罪には苦々しい思いを持っていました。
でも、ずっと主人公に感情移入して読んできたせいなのか、「やってまえ!」と思ってしまったのです。

ひとつ思ったのは、母親のことです。
主人公の母親はドライすぎる・・・
善悪よりも大切なのは子どもへの無償の愛なのだな、と改めて思いました。
人への憎しみから犯罪を犯した人の共通点は、無償の愛をもらっていない事なのでは、と思いました。






●入学してまだ誰とも会話らしき会話を交わせていない僕は、既に少し皆から疎んじられる存在として観られているだろう。そしてこれからは益々、正体の摑めない者として忌まれていくのだ。他者と交われない者はそれだけで嫌われ、軽蔑される。他人の思惑なんてどうだっていいと開き直れる程に僕は強くない。自ら人との関わりを拒絶している癖に、僕は色眼鏡で見られ、人からまるで存在しない者として扱われることに耐え切れない。









       

      
にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
       
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自分らしさへ
  
ブログランキングです。よかったらクリックお願いします
                 
  111.gif

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

01 : 01 : 10 | ★★★嶽本野ばら★★★ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
6月31日の同窓会 / 真梨 幸子   ★★★
2017 / 08 / 10 ( Thu )
6月31日の同窓会





●内容● (「BOOK」データベースより)

神奈川の伝統ある女子校・蘭聖学園の89期OGが連続して不審な死を遂げる。同校出身の弁護士・松川凛子は、同窓生の証言から真相を突き止めようとするがー学園の闇と女たちの愛憎に、ラスト1行まで目が離せない!女子校育ちの著者が、かさぶたを剥がしながらダーク過ぎる“女の園”を描く、ノンストップ・イヤミス!


●著者● (「BOOK」データベースより)

真梨幸子(マリユキコ)
1964年宮崎県生まれ。多摩芸術学園映画科(現・多摩美術大学映像演劇学科)を卒業。2005年「孤虫症」で第32回メフィスト賞を受賞しデビュー。2011年に文庫化された『殺人鬼フジコの衝動』がベストセラーに。2015年、『人生相談。』が山本周五郎賞候補に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


●基本情報●

発売日: 2016年01月28日頃
著者/編集: 真梨幸子
出版社: 実業之日本社
発行形態: 単行本
ページ数: 323p







●感想●


退屈無しでした。
終わってみれば、中身のないお話でしたが・・・
読んでいる最中は中だるみなく、楽しい読書でした。

この本、登場人物はほぼ女性。
女性のイヤな面満載でした
でも、とことんエンターテイメントというか・・・
イヤな面を見て、嫌な気持ちにならないのが不思議でしたね。
「コンビニ人間」なんか、イヤな主人公にムナクソの悶絶モンだったのに
この違いは何だろう?
( 「コンビニ人間」が嫌いすぎて、とことんダメな例に挙げてしまう心の狭い私 )
現実にはありえないお話だから楽しめたのかなー。
やはり、女性ならではの人付き合いに関する葛藤、競い合い等ありがちな描写がリアルでお見事でした





●孤独というのは、それをうまく飼い慣らせはこれほど自由な状態もないだろう。もっとも、飼い慣らす前に、孤独に押しつぶされてしまう例がほとんどだろうが。


●要するに、世の中に明確な正義などない。もっと言えば、善と悪も突き詰めればコウモリのようにどっちつかずだ。
だからこそ、主張が必要なのだ。自分側から見た“正義”をだれから見ても“正義”と映るように、その全体にあますことなく光を当てる。影ができてはいけない。少しでも影ができれば、あっというまに他方面から当てられた証明によって、それは違う色で照らされてしまう。






     

      
にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
       
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自分らしさへ
  
ブログランキングです。よかったらクリックお願いします
                 
  111.gif

 

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

23 : 17 : 37 | ★★★真梨幸子★★★ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
| ホーム | 次ページ